こんにちは。リフォームアドバイザーの白石です。ついに梅雨入り!鬱陶しい季節のはじまり・・とおもいきや、こちら神戸では案外過ごしやすい爽やかなお天気が続いています。もう少しこの穏やかなお天気が続くといいな・・今日はリフォームをすると国から補助金がもらえるというお得なお話です。
目次
- 補助金がもらえる「エコリフォーム」とは
- (参考例)弊社でよくある対象工事
- まとめ
補助金がもらえる「エコリフォーム」とは
「エコリフォーム」とは、断熱や節水などに優れた商品を使用したリフォームのことです。
補助金をもらうためには、お住まいの住宅や工事の内容について様々な取り決めがあります。
まずは対象となる住宅の条件についてです。
1.住宅のエコリフォームの要件
- 自ら居住する住宅について、施工者に工事発注して、エコリフォームを実施すること
- エコリフォーム後の住宅が耐震性を有すること
- 予算成立日(平成28年10月11日)と事業者登録した日のいずれか遅い日以降に、工事着手すること
★POINT★ 1. DIY(日曜大工)などではなく、リフォーム会社等と契約書を締結して工事を行う必要があります。
2.昭和56年6月1日以降に新築された住宅であること(詳しくは下を)。
3.(参考)弊社では平成28年11月7日に事業者登録済です。(11月8日以降に着工した工事が対象)
(参考)「耐震性を有する」とは・・
新耐震基準(昭和56年6月1日に施行された建築基準法施行令第3章および第5章の 4に規定する基準をいう。昭和56年5月31日以前に施行されていた基準は「旧耐震基準」という)に適合、 または、耐震改修促進法に基づく「地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして国土交通大臣が定める 基準」(平成18年国土交通省告示185号)に適合しているものをいいます。(住宅ストック循環支援事業HPより抜粋)
2.補助金の対象となる「エコリフォーム」工事
次の①~③のいずれか1つが必須となります。かつ、①~③の補助額の合計が5万円以上であることが必要です。
① 開口部の断熱改修※1※3(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換)
② 外壁、屋根・天井又は床の断熱改修※1※3 (一定量の断熱材を使用)
③ 設備エコ改修※1(エコ住宅設備のうち、3種類以上を設置する工事)
★POINT★ 【エコ住宅設備】とは・・太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯機、節湯水栓
①~③のいずれかと併せて実施する下記A~Eの改修工事も対象となります。
④併せて対象とするリフォーム等
A.バリアフリー改修(手すり設置、段差解消、廊下幅等の拡張)
B.エコ住宅設備の設置※1(1種類又は2種類の設置)
C.木造住宅の劣化対策工事※2(土間コンクリート打設等)
D.耐震改修※3
E.リフォーム瑕疵(かし)保険への加入※3
※原則として、国の他の補助制度との併用はできません。
→大阪ガスのエネファームや太陽光発電システムなど、国から別途補助金の対象となる機器は対象外です。
※1 ①、②の断熱改修及び③、④-Bのエコ住宅設備は、事務局に登録された製品を使用して実施するリフォームが対象となります。
※2 リフォーム瑕疵保険に加入するものが対象となります。
※3 管理組合が発注者である共同住宅(共用部分)のリフォーム工事の場合は、①(内窓除く)、②、④のD及びEのみ申請可能とします。
難しい専門用語が並びましたが、具体的には以下のような工事をされた場合に補助金の対象になります。
トムコでよく行われている「エコリフォーム」についてご紹介いたします。
(参考例)弊社でよくある対象工事
エコ住宅設備のうち3種類以上を設置することで補助金の対象となる工事です。
1. 給湯器の交換 + システムバスの入れ替え
(参考)大阪ガスのエコジョーズ(高効率給湯器)+魔法びん浴槽(TOTOの高断熱浴槽)+エアインシャワー(TOTOの節湯水栓)
A.<補助金額> ■高効率給湯器 24,000円 + ■高断熱浴槽 24,000円 + ■節湯水栓 3000円 = 合計 51,000円
2. 節水型トイレの入れ替え + システムバスの入れ替え
(参考)ピュアレストEX(TOTOの節水型トイレ)+魔法びん浴槽(TOTOの高断熱浴槽)+エアインシャワー(TOTOの節湯水栓)
A.<補助金額> ■節水型トイレ 24,000円 + ■高断熱浴槽 24,000円 + ■節湯水栓 3000円 = 合計 51,000円
上記の必須工事と合わせて、システムバスの場合は「手すり設置」「段差解消」「廊下幅等の拡張」のバリアフリー工事を行うことが多く、こちらも補助対象になります。
B.<補助金額> ■手すり設置 6,000円 + ■段差解消 6,000円 + ■出入り口ドア幅の拡張(廊下幅等の拡張) 30,000円 = 合計 42,000円
住宅の条件によってすべての工事をすることができない場合もありますが、上記すべての工事を行った場合は
A.の合計 51,000円 にB.の合計 42,000円 を加えた 93,000円 の補助を受けることができます。
まとめ
昨年から始まった国の制度「住宅ストック循環支援事業」は、良質な既存住宅の市場流通を促進し、若者の住居費負担の軽減及び既存住宅流通市場の拡大、耐震化率・省エネ適合率の向上等良質な住宅ストックの形成及びリフォーム市場の拡大を目的とした補助金制度です。
国の補助金制度は説明が難しく、どうすれば対象になるのか判断が難しいのがクセモノ。一例をあげてご説明しましたが非常に分かりにくいと思います。弊社では現在50件を超える対象工事を行っており、申請についてもお任せください!
詳しく知りたい!という方は下のバナーからお気軽にご相談ください。
白石 彩
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