こんにちは!リフォーム担当白石です。今日は室内での物干しについてのお話です。雨の日はもちろん、花粉やPM2.5が気になって外になかなか干せなかったり、共働きで夜のうちから干したりする方にとっては室内での物干しがストレスに感じることも多いのではないでしょうか?
そんなストレスを少しでも軽減できればと思い記事を書きました。
目次
- グッドデザイン賞受賞の物干しワイヤー「pid」とは
- 施工事例をご紹介
- まとめ
グッドデザイン賞受賞の物干しワイヤー「pid」
物干しワイヤー「pid」とは
2009年にグッドデザイン賞中小企業庁長官賞を受賞した森田アルミ工業株式会社の製品です。
★メーカーHPより★
室内の壁と壁の間にワイヤーを張ることができる。必要な時だけワイヤーを伸ばして使う室内物干し。ワイヤーは最長3.6m、最大で10kgまでの洗濯物を干すことができる。「外に干せないから室内に干す」というネガティブな発想を払拭し、積極的に楽しむ行為として室内干しを捉え直した。生活感の象徴でもある洗濯物がpidと共にインテリアの一部になるような暮らしをイメージしながら、絵になる存在として室内物干しワイヤー開発した。
「pid」のよいところ
- 上の写真の通り、無駄を完全に省いたデザインになっているのでお部屋に取り付けた際にもほとんど目立ちません。
- 必要な時だけワイヤーを引っ張り出して使用することができるので、インテリアの邪魔をしません。
- コンパクトな設計なので、取り付けがしやすいです(取付に際しては下地(補強)が必要です)。
「pid」の使用方法
施工事例をご紹介
取り付けに至った経緯
今回ご採用いただいたのは、シニア世代でおひとり住まいの奥様です。お天気がよい時には2階のベランダやガレージに洗濯物を干されているそうですが、雨の日には浴室(浴室にはカワック(※)が設置されています)に干していて、室内での物干しをもっと快適にしたいとのご相談から、普段あまり使っていない玄関を挟んでリビングと反対側にある洋室に「pid」を設置しました。
天井に取り付けるタイプなど、さまざまな物干し製品があるのですが、今回こちらを選択したのは下記の理由からです。
- 天井が弱く補強を入れないと物干し金物を設置することができない
- もともと和室だったため、下地として最適な「柱」の位置が分かりやすかった
- お天気が悪い時しか使わないので、できるだけ目立たないデザインにしたかった
※カワックについての記事はコチラ→浴室でのお悩み解決!|カワックはこんなに機能多彩
使ってみた感想
- 小柄な奥様の手が届きやすい高さに設置をしたので、とても干しやすい。
- 必要な時にだけワイヤーを引き出すことができるので普段はほとんど目立たない。
- 物干し竿と違ってワイヤーなので、多少たわみがあるのが少し気になる。
まとめ
今回ご紹介した物干しワイヤーは、柱などの木地であればビス止めができるので大工さんではなくても簡単に取り付けることができ、またお値段も8,000円程度なので気軽に設置して頂ける製品かと思います。実際に使用したお客様からの感想では、ワイヤーだから頼りなく感じる(実際は10kgまで干すことができます)とのお声もありましたが、これから梅雨時などで室内に干す場所がなくて毎年ストレスを感じている方には持ってこいです。
白石 彩
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