こんにちは!トムコ森田店でリフォーム担当している惣田です。
今回は「住宅ストック循環支援事業」について、お話させて頂きます。名前だけ聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、去年あった”エコポイント”に少し似た制度です。お風呂の取替などにも使えるので、ぜひ活用して下さい!
目次
- 「住宅ストック循環支援事業」ってなに?
- 補助金を受けるための条件(工事内容編)
- 補助金を受けるための条件(その他編)
- まとめ
「住宅ストック循環支援事業」ってなに?
この「住宅ストック循環支援事業」の目的・趣旨は、良質な既存住宅の市場流通を促進し、若者の住居費負担の軽減及び既存住宅流通市場の拡大、耐震化率・省エネ適合率の向上等良質な住宅ストックの形成及びリフォーム市場の拡大を目的とした補助制度である、とうたわれています。
つまりは、地震に強く、且つ省エネにも適合した良質な住まいを補助金制度を設けることで住宅市場・リフォーム市場に拡大していきたいということであります!
詳しくは公式HPに掲載されていますので、ぜひご興味のある方はご覧になられてみてはいかがでしょうか?
『国土交通省 住宅ストック循環支援事業』
補助金を受けるための条件(工事内容編)
では、補助金を受けるために基本的な必須工事をご説明します。
まず、必須工事を3つ以上が必要になります。
【必須工事】
高効率給湯器(エコジョーズ):補助金24,000円
節水トイレ:補助金24,000円
高断熱浴槽:補助金24,000円
節湯水栓:補助金3,000円
上記の4つの中から3つが必要です。
システムバスをお考えの場合、高断熱浴槽と節湯水栓は基本装備が多いので、後は、エコジョーズか節水型のトイレを選んで頂ければ、基本的に補助金が使えます!そこからさらに、バリアフリー分として下記3点を工事して頂くと、
【バリアフリー分】
浴室手すり:補助金6,000円
段差の解消:補助金6,000円
入口の幅拡張:補助金30,000円
と対象になり、合計補助金93,000円の補助金が交付されます(必須工事の節水トイレを除く3点の場合)。なので、お風呂と給湯器などをお考えの方は大変お得になります!
補助金を受けるための条件(その他編)
ただし、この上記の補助金を受ける際に一つ問題点として、「耐震性を有する」という条件があります。
少し難しい法律に関わるお話になるのですが、『耐震性を有する』とは、新耐震基準(昭和56年6月1日に施行された建築基準法施行令第3章および第5章の4に規定する基準をいう。又、昭和56年5月31日以前に施行されていた基準は「旧耐震基準」という)に適合、又は、耐震改修促進法に基づく「地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして国土交通大臣が定める基準」(平成18年国土交通省告示185号)に適合しているものをいいます。
つまり、建物が昭和56年6月以前の建物には、この補助金が使えないという条件となります。
まとめ
築年数が35年未満のお家にしか使えませんが、お風呂と給湯器、もしくはトイレをお考えの方にはとても良い政策だと思いますので、ぜひご活用下さい!
この場合はどうなるの?とかそれってどういう意味?など、この文面だけでの説明では難しいお話ではあったと思いますので、気になることがございましたら気軽にお問合せくださいね!
惣田 真一郎
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