リフォームアドバイザーの工藤です。S邸ご主人様の徹底的なこだわりによって実現した"男前"なLDK。お施主様がとくにこだわったポイントとともにご紹介いたします。
男前ポイント① 「石柄」ではなく天然石を豪快に張った壁面
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以前S邸ではレンガ柄のクロスを貼ったことがありましたが、それはお施主様のイメージする雰囲気ではなかったそうです。この度のリフォームは「凹凸がある天然石張りにしたい」というご要望でした。お施主様のイメージにより近づけるため、何種類も実物サンプルを取り寄せ時間をかけ、最終的に「ADVAN ナチュラルロブソンスタック」を採用しました。
天然石であるナチュラルロブソンスタックは、大きさや厚みがバラバラで一つ一つが違った表情。形や色を見極めながら職人さんが緻密に作業を進め、積み石のような壁が完成しました。
※ADVAN ナチュラルロブソンスタックの詳しい資料はこちらから
男前ポイント② 特徴的な曲面の壁には木目を
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つぎにご相談があったのが既存の曲面壁の仕上げについてです。
ここには木目のクロスを施したいと決めていらっしゃったので、周辺の壁や天井のクロスは曲面壁の邪魔をせず、マッチするものをとコーディネートしました。
天井には網代(あじろ)柄の濃い色をセレクトすることで空間全体にまとまりができ、落ち着いた雰囲気に仕上げることができました。
男前ポイント③ 暖かみのある照明の色で、落ち着いた雰囲気を
以前から使っていたお施主様お気に入りの照明器具に加え、今回の工事では埋め込み型のダウンライトを15か所新設しました。好きな方向を照らすことができるスポットライトタイプなので、明るさを補いつつ、より雰囲気のある空間に。中でも特にこだわったのは照明の色。蛍光灯によくつかわれる青白い色の「昼白色(ちゅうはくしょく)」ではなく、暖かい色味が特徴の「電球色(でんきゅうしょく)」で統一しました。
「天然石に浮かび上がる陰影の美しさ。私が望んでいたのはまさにこれです。心から寛げる空間になりました。」
男前ポイント④ 壁の厚みを有効利用した「ニッチ」にボトルを
対面キッチンのダイニング側にニッチを設け、お気に入りのお酒やグラスなどを飾れるよう大理石調の棚板を設置しました。
※ニッチとは…
ニッチ収納ともいいます。壁をくぼませ棚板などを設けたものです。
まとめ
S様の理想とするイメージを具現化するため、話し合いを重ね、ショールームに何度も一緒に足を運びました。S様の想いに寄り添って時間を過ごしたので、出来上がったときには私自身の夢が叶ったような気分になりました。"お客様と喜びを分かち合える"これこそが設計担当者としての私の一番の喜びです。
工藤 真司
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