平清盛ゆかりの「湊山(みなとやま)温泉」! 神戸でイチオシの日帰り温泉

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「いい湯だな、ハハハーン?」 寒い冬はお風呂が一番!
休日にはよく日帰り温泉を利用しているラディッシュ企画編集室のクニマツです。

有馬の金の湯、しあわせの村ジャングル温泉、みのたにグリーンスポーツホテル銀河の湯、有馬街道温泉すずらんの湯、白川温泉チムジルバンスパ…、家から車で2~30分圏内にある様々な温泉施設が私のストレス解消の場です。

その中で今回ご紹介したいのが私のイチオシ「湊山(みなとやま)温泉」です。

目次

  • 湊山温泉の歴史
  • 湊山温泉
  • まとめ

 

湊山温泉の歴史

古くは平清盛も入湯したと伝わる温泉。800年以上も前から、コンコンと湧き続けています。
清盛と同世代の貴族、中山忠親の日記「山塊記」に『雪見御所の北一丁(約100m)の所に湯屋がある』と記されていて、ここが現在の湊山温泉のある場所です。

温泉施設が開業したのは明治22年(1889年)。昭和になって建て替えられて現在の佇まいに。

湊山温泉

アクセス

国道428号線の平野交差点を西に折れ、すぐに見える橋を渡って1本目の細い道を右折。
狭い狭い住宅街を進み、突き当たりを右折すると川の手前、左手に見えるのが「湊山温泉」です。

山裾の川に添って建つ細長い施設はレトロな雰囲気がぷんぷんと漂っていて、まるで山里の湯治場みたい!
神戸駅から車で数分の場所に佇む隠れ家的な温泉です。

 

泉質

ナトリウム・カルシウム 炭酸水素塩 塩化物泉
泉温は約27℃
色は茶褐色
硫黄のような香り
温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、創傷、火傷、慢性皮膚病、慢性婦人科疾患etc.

ここのお湯は濃厚で「ガツン」とパンチが効いている感じがして、そこが気に入っています。

 

源泉

奥行きのある浴室の一番手前にあるのが非加熱源泉の浴槽。
ほとんど水風呂なので、最初の一歩は歯をくいしばり、少しずつ体を沈め、胸まで浸かれば「ウーッ!」もう大丈夫。

主浴槽

中央にある縦長の浴槽は、ジャグジー風呂、深めの高温浴槽、低温浴槽の3つに区切られています。

刺激的な電気風呂もあり、湯船の中で横移動して色々なタイプのお風呂や温度差、深さの違いなどを体感するのが楽しいですよ。

 

熱っ・・・!

浴室の一番奥にあるのが蛸壺と呼ばれる円形の浴槽で、これは「湊山温泉」の名物風呂!

湯温がなんと46℃、大人の胸までもある熱くて深ーいお風呂です。
普段41~2℃のお風呂に浸かっている身にはとても熱すぎて入ることはできませんが、源泉の水風呂であらかじめ体を冷やしてから「いざ、トライ!」。
ジリジリ、ピリピリと肌を刺す高温の刺激がたまりません。
蛸壺から出ると、体は胸から下が真っ赤っか!ツートーンカラーになっていて笑っちゃいます。

熱い、冷たい・・・を交互に楽しんでいる人が多いようですが、のぼせない程度にね。

・湯船の横には飲泉場も。

入浴の合間に口にすれば効き目が倍増かしら?

 

まとめ

神戸市の上下水道料金の値上げに伴い2015年5月には一時廃業の危機に瀕した「湊山温泉」。その後、静岡県の伊豆高原ビール株式会社が新会社を設立して運営に当たり、現在に至っています。
我が街神戸の温泉が他県の会社による経営…というのはちょっと残念ですが、「存続されて良かった」と胸を撫で下ろしている市民が沢山いると思います。

お洒落な街、神戸にはこんな昭和レトロな温泉もあるんですよ!
週末は「湊山温泉」で心身共に是非リフレッシュしてみてはいかがでしょう!

 

湊山温泉の詳細

料金:  ・大人680円(朝5:00~7:00は500円)・中学生430円・小学生230円(土日は100円)・乳幼児110円(土日は無料)
営業時間: 5:00~22:30(最終受付22:00)
休業日:  水曜日(祭日の場合翌日)
電話:   078-521-5839
住所:   兵庫県神戸市兵庫区湊山町26-1

公式HP

http://www.jin.ne.jp/m-onsen/

・写真は「湊山温泉公式HP」、「源泉かけ流しどっとねっと」etc.より引用

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国松恭子

山形県出身。 2000年からラディッシュ新聞企画編集室でお客様作りに励んでおります。 趣味はシルバーアクセサリーやレザークラフト、帯バッグ、ボタンのネックレス....。古い帯や着物のを見ると「何か素敵なものに再生できないかなー?」と手が動いてしまいます。 会社でイベントがある時はカッターナイフを手に段ボールをリメイク! 愛犬のジャックラッセル「アルちゃん」が癒し。
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