夏到来!夏休み皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ラディッシュ企画編集室のオハラは、夏休みと言えば子どもの頃に行った民宿のことを思い出します。川で遊んでスイカを食べてお昼寝して…。茅葺きの田舎のおうちはそよそよと涼しい風が通り抜けて気持ちよかったなぁ。
神戸市北区には、期間限定で特別公開される茅葺き民家があります!
この夏、子どもさん、おじいちゃん、おばあちゃんみーんなで連れだって遊びに行ってみませんか
目次
- 公開情報
- 神戸に茅葺きの家!?
- 兵庫県指定重要有形文化財『内田家住宅』
- 吹き抜ける風を感じてみよう!
- 会期中のイベント情報
- まとめ
公開情報
茅葺き民家『内田家住宅』夏休み特別公開
公開日:7月29日(土)
8月5日(土)~9日(水)、12・19・26(土)、20・27(日)
時間:10時~16時
入場料:無料
所在地:神戸市北区鈴蘭台西町6丁目8-8
最寄駅:神戸電鉄 鈴蘭台駅 徒歩15分
駐車場:なし
問い合わせ:文化財課 078-322-5798
神戸に茅葺きの家!?
神戸と言えば港町で、外国からの新しい文化がいち早く入ってくる近代的な街…と言うイメージはありませんか?
それは海側の神戸の話。
山側の神戸には、蛍が飛び交うような自然が残っている地域がまだまだ沢山あります。
三宮から電車でわずか10分の神戸のベッドタウン北区には、新興住宅地の狭間に、約700棟もの茅葺きの民家が現存しています。
兵庫県指定重要有形文化財 『内田家住宅』
今回特別公開されるのは、今から約260年前の江戸時代中期に建てられた『内田家住宅』。
内田家と言うのは、代々庄屋さんを務めてこられた家柄で、この家には平成15年まで末裔の方が実際に住んでおられたそうです。その後寄贈を受けた神戸市が、約3年をかけて発掘調査と修復工事にあたり、建築当初の様式を旧来の工法で再現。部材もできる限り生かして平成17年に完成しました。
以来、夏と秋に不定期に公開されています。
建物の中に一歩入ると空気がひんやり。
茅葺きの屋根が熱を遮り、湿気も吸い込むので、夏でも体感温度が外より2~3度低いのだそう。
広い土間に5連のかまど(写真には3つしか写っていません…)
見た目にはよくわかりませんが、左側から右に向かって緩い勾配がついていて、水を流せば一気に消火できる工夫がなされているそうです。
囲炉裏の間
18畳のカミノマ シモノマ
沢山のかまどと広いお座敷。この家に大勢の人達が集っていた事がわかりますね。
吹き抜ける風を感じてみよう!
ここでは“寝っころがり”大歓迎!
畳の上で大の字になって昼寝!うーん気持ち良さそう~♪家中で心地よい風を感じられるよう、土間などにハンモックを吊るす予定だそう。
また、夏休みの宿題を持ち込むのもOK!涼しい場所ならサクサクはかどること間違い無し!
退屈したら、庭に出て竹とんぼや竹てっぽう遊びはいかが?地元の老人会の方々が昔なつかしい遊びを色々と教えてくれますよ。
会期中のイベント
毎年会期中は、囲炉裏端での読み聞かせなど、様々な催しが開かれています。
三味線や小鼓の生演奏と共に役者さんが語る人気の朗読ライブも♪
まとめ
街中に突然現れる日本昔話の世界。初めて訪れる人はタイムトリップした感じになってきっとビックリすると思います!
夏休みの自由研究にと、メモを片手に小中学生もよく来ているようです。
私は涼しい場所を求めてお昼寝しに行こうかな~。もし、大の字になって爆睡してるおばさんがいたら、それはきっと私です(^o^;
写真は神戸市ホームページなどから引用しました
小原 由美
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