ラディッシュ企画編集室のオハラです。先日幼なじみを誘い、有馬の昼食付き日帰り温泉に行って来ました。行き先は創業700年を誇る老舗旅館“兵衛向陽閣”。大人女子ふたり、食べて喋って金泉に浸かって・・満喫レポートをお送りします♪(以下、浴室内の写真は全て公式HPからお借りしました)
有馬温泉を愛した太閤秀吉から“兵衛”の名を授けてもらったという格式ある兵衛向陽閣。♪ありまひょうえのこうようかくへ~♪関西人なら誰もが歌えるこのCMソングを作ったのは浪速のモーツァルト キダ・タローさん。
玄関すぐのエスカレーターと豪華なシャンデリアを見た時に、なぜかふと脳裏にSMAP5人の姿が浮かびました。中居君達がワイワイ楽しそうにこんなエスカレーターに乗ってるのをどこかで見たぞ・・・。帰ってから調べてみたらSMAP×SMAPのスペシャル番組で5人が訪れていたのが、ここ有馬の兵衛向陽閣だったそうです。10年以上経ってもいまだにSMAPファンの聖地巡礼が続いているんですって。知らなかった!
今回ネットで予約したのは『お手軽ご昼食 昼の小箱プラン(部屋利用無し)』(1人6050円)。11時半~16時まで館内で過ごすことができるので、私達は11時20分頃ロビーに到着しました。
制限時間はランチ+入浴で4時間半。まずはランチからスタートすることにし、8階の“カフェ花の舞”へ。
昼食は“お弁当仕立ての会席料理”。ひとつずつとても丁寧に作られていて味も見た目も満足!予約の際に、苦手な食材があることを伝えておいたら、そこもきちんと配慮して下さっていました。
飲み物はフリードリンクで、「ここのコーヒーは美味しいので、食後はぜひごゆっくりなさってくださいね」とスタッフの方。お気遣いのひとことに甘えて、1時半までここで過ごしました。
さぁ!いよいよ入浴タイム。兵衛向陽閣には趣の異なる3つの大浴場があり、様々な湯船の湯めぐりが楽しめます。「一の湯」と「二の湯」は男女入れ替え制、「三の湯」は男女それぞれのお風呂があります。
大浴場までの廊下はギャラリーのように過去に訪れた有名人の色紙が飾られていました。左上から時計回りに俳優の森繁久弥さん、勝新太郎さん、画家の山下清さん、のらくろの田河水泡さん。
私達が行った日は、一の湯が女風呂でした。
一の湯は、格子天井が美しい和風の大浴場。タイミングがよかったのか広~いお風呂がほぼ貸切状態でラッキーでした♪タオル、バスタオル、アメニティグッズなどは全て無料で用意されているので手ぶらでOKです。
有馬の赤褐色のお湯は金泉と呼ばれていて、無色透明で湧き出た後、湯に含まれる鉄分と塩分が空気に触れて赤褐色へと変化します。一の湯には、金泉の湯船が屋内と露天の2ヶ所ありました。
金泉は保温、保湿効果が高く、筋肉痛、関節痛などの改善効果が日本一と言われています。肩や腰が痛いとか、スーパーのビニール袋が開けられないという話で盛り上がるお年頃の私達にはぴったり(笑)。
この日男湯だった二の湯は、テルマエロマエな感じのローマ風風呂。二の湯が女風呂になる日にまた来よっと。
一の湯を1時間ほど楽しんだ後は、広々とした湯休み処で一旦休憩。
優雅に泳ぐ鯉を眺め茶室を覗いたりして、火照った身体をしばしクールダウン。
さて気分を変え、次は回廊を渡って三の湯に行きましょう。
一、二の湯に比べて少しこじんまりした三の湯。木をふんだんに使った浴場は、湯治場風のしつらえです。女風呂には露天に金泉の岩風呂とジャグジーがありました。
ゆ~ったりとお湯を楽しみ、時刻は3時半。刻々と迫るタイムリミットを横目に、最後は女子旅に欠かせないお土産コーナーへ。ロビー横にあるお土産売り場は、昭和感漂う感じがたまりません。
最後はロビーでソフトクリームを食べてフィニッシュ!食べては喋り、お湯に浸かっては喋り・・ずーっと喋りっぱなしの4時間半でした。
有馬の日帰り温泉は他にも何ヶ所か行ったけど、向陽閣はひとつのホテルで雰囲気の異なるお風呂をあれこれ楽しめて、とても得した気分になりました。また、壁には有名な美術家の絵や書がたくさん飾られているので、それを眺めて歩くだけでも楽しかったです♪リーズナブルなお値段で半日丸々遊べる女子旅にぴったりなホテルでした!
兵衛向陽閣詳細
住所:神戸市北区有馬町1904
TEL:078-904-0501(代) FAX:078-904-3838
最寄り駅:神戸電鉄 有馬温泉駅より徒歩6分
HPはコチラ
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小原 由美
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