こんにちは!ラディッシュ企画編集室のオハラです。2022年の読書週間(10/27~11/9)がもうすぐ始まりますね。最近は町から個人書店がどんどん消えつつあり、当編集室がある神戸西鈴蘭台からは大手書店チェーンのTUTAYAまでもが撤退・・(涙)。そんな中!鈴蘭台に小さな本屋さんがオープンするという嬉しい出来事が! “本屋わわわ”さんを紹介します。
本屋わわわ
2022年7月にオープンした小さな本屋さんには、絵本と児童書、そして大人向けの本が少しだけ並んでいます。わわわの“わ”には、わいわい・わくわく・わぁ~・平和・会話・輪・・・たくさんの思いが込められています。
店主 ますかわともこさん
店主のますかわさんは、子どもの時から“本のある空間”が大好きで、いつか本屋さんを開きたいと夢見ていたそう。「仕事を持ちながら、絵本や昔話、読み聞かせ等々、読書について様々な角度から勉強してきました。退職後、色々なご縁がつながりお店を構える夢を叶えました」。
本のラインナップ
本の森をイメージした木の温もりが感じられる店内には、ますかわさんが選書した本が700冊並んでいます。
「ロングセラーを中心に、これからロングセラーになるであろう本、子ども達が安心して物語の世界に浸れる本、絵の美しい本、気持ちが前向きになれる本を選んでいます」。
棚の本は季節に合わせてマメに入れ替え。取材時は“食欲の秋”や“読書の秋”にちなんだ本がズラリ。
大人向けの本のコーナーには、小説をはじめ平野レミさんのエッセイ、土井善晴さんの料理本などが並びます。
「これはぜひ読んで欲しい!」と、1冊1冊選び抜かれた本が並ぶ棚。ますかわさんの本への愛が伝わってきます。「お店に並ぶのは全て新刊の絵本・児童書ですが、古本の買い取りも行っています。ぜひお声掛け下さい」。
選書サービス
本選びって結構難しいもの。でも、ここに来ればますかわさんが一緒に本を選んでくれます。プレゼントに本を贈りたいけど何を選べばいいのかわからないと言う方にうってつけですね。「誕生日や出産のお祝い、大人同士のプレゼント・・何でも気軽にご相談下さったら嬉しいです」。
ハレの日ギフト
“お誕生日やクリスマスなど様々なハレの日に、心に残る本の贈り物を”。取材中にちょうど、神奈川に住む3才と7才のお孫さんに贈る本をお願いしていたというお客様が来店。チョイスされた絵本と綺麗なラッピングにとても喜んでおられました。「予算・年齢・性別・性格・興味を持っていることなどをしっかりお聞きして選書しています」。
店主セレクトの定期便
本好きな子に育って欲しい!というご家庭に向けて、ますかわさんがおすすめの絵本をチョイス。月に一度定期的に配送するサービスは、0~6才まで年齢に合わせて5コースあります。毎月2冊で平均2000円~(税込、送料別)。離れて住むお孫さんへというおじいちゃんおばあちゃんからの依頼も多いそう。“大人もよみたい”というコースもありますよ(月1冊の配本)。
イベント
店内では“0~3才くらいのお子さん向けおはなし会”や“大人のための読書会”など様々な会も企画されています。
出店
月に数回、移動販売車のハンドルを握り県内各地のマルシェなどに参加することも。絵本の新刊・古本の出張販売や、読み聞かせの会を開き、意欲的に活動中!
まとめ
本屋わわわでは、“絵もさわって楽しめる点字つきの絵本”も取り扱っています。今年の“子どもの読書週間”の標語は『ひとみキラキラ 本にドキドキ』。あなたの宝物になるようなキラキラドキドキする一冊を見つけにぜひ訪れてみて下さい!
【本屋わわわ詳細】
住所: 兵庫県神戸市北区鈴蘭台東町4-6-18 神戸電鉄鈴蘭台駅から徒歩3分
営業日:火・木・金・土
営業時間:11:00〜17:30
※専用の駐車場はございません。近隣のコインパーキングをご利用下さい。
※イベント・出店などの詳細はHPから
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最新号プレゼントの応募方法
締め切りは毎月23日。当選発表は本の発送をもって代えさせていただきます。抽選結果のお問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。
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小原 由美
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