【兵庫県立兵庫津(ひょうごのつ)ミュージアム】ってどんなとこ?

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ラディッシュ企画編集室です。2022年11月にグランドオープンする【兵庫県立兵庫津ミュージアム】。「大和田泊」と呼ばれていた時代から千年以上もの長い間、貿易の拠点として歴史を刻んできた兵庫津。「イオンモール神戸南」から目と鼻の先にあるこのミュージアムは大人も子どもも楽しめる神戸の新スポットになりそうですよ(入館無料)!
その一部の施設「初代県庁館」が完成しているとのことで、見学してきました。

兵庫県立兵庫津(ひょうごのつ)ミュージアム

兵庫県発祥の地 “兵庫津 ”(現在の神戸市兵庫区)に新設された兵庫津ミュージアムは「ひょうごはじまり館」と「初代県庁館」の二つの施設が一体となったミュージアムです。「初代県庁館」はすでに完成し、一般公開しています。

初代県庁館

1868年(慶応4年)の兵庫県誕生時に県庁が置かれたのが旧大坂町奉行所管轄の兵庫勤番所で、「初代県庁館」はその建物を復元したものです。当時の知事執務室を含む県庁舎、旧同心屋敷などが再現されています。

出来立てホヤホヤの真新しい建物を見学してみたいと思います。

〈県庁舎〉

知事や県の役人が執務を行った建物です。

廊下から見える和庭園が県庁で働く人達の癒しだったのでしょうね。

こちらが「知事執務室」。畳の間に西洋家具という和洋折衷なしつらえです。

兵庫県の初代知事は、な、なんと、伊藤博文さん(当時は伊藤俊介)だとみなさんご存知でしたか?外国人との交渉に長けていたことや、行動力がかわれて28歳という若さで知事に就任したのだとか。その後彼は初代内閣総理大臣に!

「バーチャル体験」で就任当時の伊藤知事に会うことができるんですよ。若き日の彼はなかなかのイケメンで、スマホで撮ったツーショットがイイ感じ!『知事、お昼ごはんご一緒しませんか?』なーんて会話が・・・聞こえそうでしょ。

3次元映像で15分間のバーチャルツアーも体感できます。「初代県庁舎」を舞台に繰り広げられた歴史的ストーリーは必見!

庁舎の奥には「吟味場(お白州)」もありました。『私は何もしていませんよ・・・』

庁舎には「湯殿(風呂)」もあったようです。

トイレは純和風の「厠(かわや)」です。どうやって用を足すか・・・おわかりでしょうか?

〈兵庫勤番所時代の建物〉

「県庁舎」の他にも、館内には兵庫勤番所時代の様々な建物が復元されています。長屋門を入って左手にあるのが「旧船見番小屋」。和田岬沖の船を見張っていた下級役人(船見番)のための官舎でした。ここはミュージアムショップになっています。

見学者にはこんな形で注意喚起!思わず『ははーっ!』ってなりますよね。

「旧船見番小屋」の向かいにあるのが「取次役所」。町役人が詰めて、訴訟の取次ぎや取締りをしていた建物です。この広い空間はカフェスペースや休憩所として使われています。

敷地内にはこんな場所も!罪人を短期間拘置するための「仮牢」と牢番のための「番小屋」。

中に入ってみましたが、敷物はござ1枚だけ。早々に退散!

ひょうごはじまり館(現在整備中)

港湾都市である兵庫津の歴史、兵庫県誕生の物語、ひょうご五国(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)の魅力を伝える博物館施設です。現在は2022年11月のグランドオープンに向けて外構部分の工事が急ピッチに進められています。

楽しみながら学ぶことができる体験型ミュージアム!11月に「ひょうごはじまり館」が完成した暁にはもう一度ゆっくり訪れてみようと思っています。

兵庫県立兵庫津ミュージアムの詳細

住所:神戸市兵庫区中之島2丁目1番17
開館時間:4月~9月 9:00~18:00、10月~翌3月 9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館:月曜日(祝休日の場合は翌日)年末年始(12月31日、1月1日)
入場料:無料
TEL:078-651-1868
アクセス:■神戸市営地下鉄海岸線「中央市場前」駅から徒歩5分 ■JR神戸線「兵庫」駅から徒歩20分 ■神戸電鉄「湊川」駅から神戸市営バス「中央市場前」から徒歩5分

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国松恭子

山形県出身。 2000年からラディッシュ新聞企画編集室でお客様作りに励んでおります。 趣味はシルバーアクセサリーやレザークラフト、帯バッグ、ボタンのネックレス....。古い帯や着物のを見ると「何か素敵なものに再生できないかなー?」と手が動いてしまいます。 会社でイベントがある時はカッターナイフを手に段ボールをリメイク! 愛犬のジャックラッセル「アルちゃん」が癒し。
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