こんにちは。ラディッシュ企画編集室のイマイです。みなさん、きのこを日光に当てて作る「干しきのこ」をご存知ですか?天日干しにするだけで、栄養価とうまみが数倍アップする!使い方も生のきのこと変わらない!今回は「干しきのこ」の魅力をご紹介します。
おひさまのパワーをうけると
きのこに含まれる“エルゴステリン”という物質の一種は、日光に当たることでビタミンDに変化します。ビタミンDは、カルシウムの吸収を促すので、成長期の子供や骨粗鬆症が気になる方には特におすすめです。
また、乾燥させると、きのこに含まれる酵素の働きによってうまみ成分が増します。乾燥させる時間は、たった2~3時間程度でOK。うまみが凝縮するだけでなく、食感もコリっとよくなります。
きのこの干し方
1、生しいたけ、しめじ、まいたけ、えのきだけ、エリンギなどキノコ類を下ごしらえします。
下ごしらえの仕方
しいたけは、軸と切り分けていしづきを切り、軸は3~4等分に手で裂く。しめじは、いしづきを切り、まいたけとともにほぐす。えのきだけは根元を切って長さを半分に切ってからほぐす。
2、ざるになるべく重ならないように広げる。
3、日中、日光のあたる所に新聞紙を敷き、2のきのこを2~3時間干す。
※表面が少し乾き、かるく色づいたら干し上がりの目安です。
保存方法
密閉できる保存袋に入れておけば、冷蔵庫で1週間保存可能。
もっと長期保存したいときは・・・
3日干しがおすすめです。日が出ている間だけ3日間干すと完全に水分が抜け、カラカラになります。保存袋に入れて、冷蔵庫で2週間保存可能です。
まとめ
きのこをちょっと干すだけで、栄養価だけでなくうまみもアップ。その上、長期保存もできるといい事ばっかりです。戻す必要がなくそのまま使えるので気軽に料理に使えます。きのこご飯や炒め物、毎日の味噌汁など、どんどん使って家族の健康に役立てたいと思います。
今井令子
最新記事 by 今井令子 (全て見る)
- 【西宮/服・雑貨など】暮らしに寄り添う店OURHOMEへ行ってきました! - 2024年11月14日
- 【コラム】児童文学者のつぶやき《岸本先生の人生いろいろ》~地球の為に自分ができること~ - 2024年11月11日
- 【絵手紙】岡田白雲が描く~ほっこり絵手紙~ vol.22 - 2024年10月28日