まだまだニットが手放せない、くずは・京田辺店の森です。
先日ショッピングモールをブラブラしていると洋服やインテリア雑貨のお店は、冬物が減って春物にシフトされていました。
おしゃれしてどこかにおでかけしたいなーっと思ったりします。
パステルカラーが映えるこの季節、日本の伝統色を学んで、自分好みの色を探してみませんか。
目次
- 春色のイイところ
- 日本の伝統色
- 色の組み合わせ
- まとめ
春色のイイところ
春色はふんわりとした優しいイメージをもたらしてくれます。淡い色の服を合わせると、シミやシワなどの気になるところも目立ちにくくしてくれて 肌の透明感も増し明るい印象に。清潔感も生まれます。
お部屋の雰囲気を春らしく変える場合は、壁紙やカーテンの色を春色にすると 窓から差し込む光が反射し、より明るさを感じられます。
春色と言っても呼び名は様々。パステルカラーは少し白みを感じたやわらかな淡い中間色。ペールカラーは淡い・薄い・浅い色を言い、「シャーベットカラー」や「アイシーカラー」などクールな印象の色のこと。ティントカラーは「明清色」(めいせいしょく)と言って、純白に白を混ぜた色全体を意味し、「ブライト」や「ライトカラー」などビビットに近い色のこと。
日本の伝統色
春の色は、花・草木・空などを主としたイメージが思い浮かびます。日本の伝統色には、そんな四季を感じられる名前が付いています。
《緑系》
・裏葉(うらは) ・若芽(わかめ) ・白緑(びゃくろく) ・柳染(やなぎそめ) ・若草(わかくさ) ・萌黄(もえぎ) ・苗(なえ)
・抹茶(まっちゃ) ・草(くさ) ・千草鼠(ちぐさねず) など
《ピンク系》
・梅鼠(うめねず) ・紅梅(こうばい) ・桜(さくら) ・灰桜(はいざくら) ・長春(ちょうしゅん) ・虹(にじ)
・一斤染(いっこんぞめ) ・蘇芳(すおう) ・桃(もも) ・薔薇(ばら) ・紅藤(べにふじ) など
《黄系・白系》
・鳥の子(とりのこ) ・菜の花(なのはな) ・黄水仙(きずいせん) など
・白(しろ) ・練(ねり) ・胡紛(こぶん) など
《青系》
・淡水(うすみず) ・縹(はなだ) ・空(そら) ・瓶覗き(かめのぞき) ・浅葱(あさぎ) など
伝統色見本
http://irononamae.web.fc2.com/colorlist/wa.html
色の組み合わせ
トーン(色調)は、色の明るさ(明度)・鮮やかさ(彩度)・色みや色合い(色相)の違いで分かれます。2つ以上の色同士で組み合わせることを配色と言います。“センスのよい配色”と言っても素人ではなかなか難しいですよね。
配色選びに悩んだときは、色の組み合わせ用「チートシート」を使ってみて下さい。
【コンプリメンタリー配色】
カラーホイールの反対側の色と色の組み合わせを補色と言い、補色同士の組み合わせ。鮮やかで元気を与えてくれるようなイメージ。
【トライアド配色】
カラーホイール上の等しい距離にある3色の組み合わせ。色相の低い色でも鮮やかさはあり、コントラストが表現できる。
【アナロガス配色】
カラーホイールで隣り合う色同士の組み合わせ。類似した色を使うことで穏やかな印象に。
【スプリット・コンプリメンタリー配色】
メインカラーの対局の色と隣り合う2色で組み合わせ。補色を使わないことで色の強さをおさえている。
【テトラード配色】
カラーホイール上を四等分する位置の色。メインカラーに2つの補色+アクセント1色を加え、計4色の組み合わせ。
【スクエア配色】
カラーホイール上の等しい距離にある4色の組み合わせ。
*カラーホイール画像は photoshopvip.netより引用
まとめ
洋服を合わせる時に悩むのは、やはり上下の配色。店頭で並んでいる時と、実際に手にとって自分に合わせたときに「あれ?違うな」と思うことがあります。肌色や髪色、体型、TPOなども考えながら、自分にピッタリな春色を見つけたいですね。
Radish STYLE編集部
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