※こちらの記事は2016年9月8日に投稿したもに加筆修正を加え、2020年4月17日に再投稿したものです。
「エアプランツ」って聞いたことがありますか?空気中の水分を吸収して成長する植物です。
筆者がエアプランツを知ったのはもう20年以上も前のこと。知り合いが育てていたのを少し分けていただきました。当時はただ屋外に置いていれば空気中の水分を吸って大きくなると思っていたので、特に手入れをすることもなく・・・気づいたときには枯れていました(;_;)
最近は100円ショップでも購入できるとあって、観葉植物やインテリアとしても注目されはじめていますね。
目次
- エアプランツとは
- 育て方
- エアプランツの魅力
エアプランツとは
一般的な植物のように土の中に根を張り成長するのではなく、岩や他の樹木に着生し、葉や根から空気中の水分を効率よく吸収しながら育ちます。原産地は北アメリカ南部~南アメリカと幅広く、森林や砂漠に自生しています。パイナップルの近縁種にあたり一般的にチランジアとも呼ばれています。700以上の種類が存在しているそうです。その中でも葉の色が銀色の銀葉種と緑色の緑葉種に概ね分類されます。
・銀葉種…葉の表面が粉をふいたような銀色の毛で覆われている。この細かい毛はトリコームと呼ばれ水分を保持したり葉の表面の水を吸収するのに役立つので銀葉種は比較的に乾燥に強い。
・緑葉種…トリコームが一切なく葉の表面はツヤツヤしている。乾燥に弱い。
育て方
置き場所
窓辺など明るく風通しの良いところ。屋外で管理する場合は半日陰など直射日光が当たらない明るい軒下などが望ましいです。
水やり
エアプランツは夜行性なので夕方から夜間に水を与えるのが理想的です。水のやり方には2つの方法があります。霧吹きで葉全体をまんべんなく湿らせるミスティングという方法と、バケツなどに水を張りエアプランツを浸すソーキングという方法があります。
ミスティング…週に1~2回、葉が濡れる程度に霧吹きで水をあたえます。乾燥する季節は回数を少し増やすとよい。
ソーキング…1か月に1回くらい、4~6時間程度漬けておく。ソーキングの後は株の中心に水がたまったままにならないように逆さまに吊るしたりして乾燥させましょう。梅雨時期など湿度の高い時期は不要です。
肥料
春と秋の夜間に液体肥料を2,000~3,000倍に薄めたものを月に1回ソーキングの時に与えましょう。
増やし方
株分けによって増やすことができます。株が大きく生長し花が咲いた後にできる株を手で分けていきます。親株は1~2年で枯れるので取り除きます。
エアプランツの魅力
エアプランツの最大の魅力は「手軽さ」と「インテリア性」!土がいらないので天井から吊るしたり、壁にかけたりと自由自在の飾り方ができます。
エアプランツは初心者でも育てやすい植物です。上手に育てると花も咲くし株も増えます。流木やコルクにつけてアートとしても楽しめますよ。
Radish STYLE編集部
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