こんにちは、ラディッシュ企画編集室です。昨年末、売り上げが7倍になったというせいろ。健康志向の方が増えたからでしょうか。切った野菜やお肉を入れて蒸すだけ、しかもそのまま食卓に出せるというのがせいろの魅力。そこで今回はせいろについてお伝えします。
使い方
はじめて使う時は、まず洗って10~30分ほど水につけておく。よく拭いてから何も入れずに10分程度蒸す。それ以降は、具材を入れる前に必ず軽く水でぬらしてから使いましょう。
せいろに食材を直接のせると匂い移りやくっつきの原因になります。また肉汁などの水分が染み込むことも。蒸し器専用シートやクッキングシートを敷くとそれらが軽減されます。
目の荒い布巾を使用することも。
キャベツや白菜などの葉野菜でも代用できます。
せいろを鍋の上に直接置いて使用すると焦げることがあります。できれば蒸し板の使用をおすすめします。
※蒸し板がない場合は、使用する鍋よりひと回り大きいステンレス製の平ザルや油はねガードネットなどで代用できます。
たっぷり水をはった鍋に蒸し板を乗せます。鍋はせいろ蒸し専用のものではなくお手持ちのものでOKです。
お手入れ方法
お手入れの基本は、使った後に湯で湿らせた布で拭くだけ。せいろは無塗装の木製品なので水で洗うと木に浸透した水分が乾ききらずカビが発生する原因になります。よく拭いてから屋外なら陰干し、室内なら通気性のあるところでしっかり乾かしましょう。せいろを長持ちさせるコツはとにかく乾燥させること!食洗機には絶対に入れないでください。
肉料理の場合、底のすきまに脂が入り込んで固まることがあります。推奨されていませんが、私は汚れがひどい時はぬるま湯や薄めた洗剤で洗っています。そしてせいろに洗剤が残らないようしっかりと洗い流します。
私の失敗談ですが、せいろを3日ほど乾かしてからビニール袋に入れ食器棚にしまっていました。2~3週間後、使おうとするとビニール袋の中がカビでまっ黒な状態に!怖すぎてビニール袋を開けることなく捨ててしまいました。それからは完全に乾燥させて裸のまま保管しています。
発生したカビは洗っても落とすことができません。少しならやすりでこすり落とすこともできますが、ひどい場合は、残念ですが買い替えることをおすすめします。
まとめ
お手入れ法は普段使っている調理器具と異なりますが、コツさえつかめばこんなに便利なものはありません。調理後、せいろのまま食卓に出せば見栄えもよく気分が上がりますよ。
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田嶋 直子
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