【神戸鈴蘭台/手作り】人気の打楽器 “カホン” を自分で作ってみた♪

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こんにちは!ラディッシュ企画編集室のオハラです。皆さんは“カホン”という打楽器をご存じですか?ミュージシャンが椅子のような木の箱にまたがりタンタンと叩いている姿を見たことはないでしょうか。箱のような楽器“カホン”を手作りする会が、神戸市北区鈴蘭台のCoffeeShop LEGATO(レガート)で開かれていると聞き、早速チャレンジしてきました!。自分の手でホントに楽器を作れるのかな?興味津々!※LEGATO関連記事(昭和レトロなこだわりの味が楽しめるカフェ)はコチラ
カホン(cajon)はスペイン語で「箱」という意味。その昔、奴隷となったアフリカ人が、タンスの引き出しや木箱を叩き始めたことが、カホンという打楽器の始まりといわれています。元ミュージシャンのマスター井口秀人さんが営む LEGATOでは、ライブを始め様々な音楽系の催しが企画されていてその中のひとつがこのカホン作り。
こちらは定期開催ではなく、希望者があればやるという感じです。作り方の説明を受け、営業時間内に自由に作業します(講習費・材料費込みで12000円、完成品を購入する場合は15000円)。

キットが用意され、工具類は全て借りることができます。持ち物はエプロン、タオルそして楽しもうという気持ち!
自分で作業するのは四角く組み立ててネジ留めしたり、やすりをかけたりするだけ。

不器用な私が組み立てたら、歪んで平行四辺形の箱になってしまうんじゃないかと心配だったのですが、板が直角に組めるよう木枠を作ってくれていました。

はめ込むだけできちんとした箱型にできた!良かった!ボンドを塗ってギュッと固定。ボンドの塗り方のコツや注意点もマスターが教えてくれます。

箱の内部にギターのペグなどの部品を取り付けます。叩く面(打面)の反対側の面に開いているのはサウンドホールという丸い穴。箱の中で共鳴した音を外に出すために必要な穴なのだそう。

ネジで打面を取り付けます。電動ドライバーなんて使ったことがないからコワゴワ・・・。ひとまずこれで形は完成。

次は、木の表面や角をキレイに整える為に全体に紙やすりをかけます。これは木の粉だらけになるのでお店の外での作業。本体と打面が一体となるように打面の板の端は少しRを描くようにやすりがけします。本体と打面の境に段差が無くなるまでゴシゴシスリスリ。まんべんなくできているか、なでなでしながら作業すると段々と愛着が湧いてきます。こすり終わったら、ここで一旦ネジを緩めて打面を外します。
サッと木の粉を拭いて、1回目のニス塗り。キレイになぁれツヤツヤになぁれ!ボンドやニスを塗った後は乾かす時間がいるので、作業には何日か必要です。

好きな絵や文字を入れてオリジナルのカホンにできるのも手作りの楽しみ。私はBe Happyの文字をデザインして描くことにしました。デザインはどの面に入れてもOKだそうです。
使うのは、はんだごて。木の板にジュ~ッと文字を焼きつけて行く感じです。木目が邪魔して、曲線のラインを描くのがなかなか難しい・・!

私の友人は、ご主人がデザインしたというキャラクターの絵を焼きつけていました。めっちゃ可愛い!こちらのカホンは持ち運びに便利なハンディタイプ。(小タイプ:自作するなら10000円、完成品の購入は12000円)

いよいよクライマックス!打面の裏に当たるところにギターの弦を仕込みます。打面の振動がこの弦に伝わって、ビャンというひずんだような音が鳴る仕組みになっています。

打面を叩くと、ドン!という音と同時にビャン!これがカホン特有のバズ音。いい音が鳴るように、マスターが徹底的にこだわった部分です。

最後にもう1度やすりがけをします。焼きつけた文字の周りには焦げた木くずが付着しているので丁寧に。そして2度目のニス塗り。打面と本体それぞれ別々に手掛けると、出来上がった時の完成度が違うそうです。

う~んいい光沢だ~と、自画自賛。打面をもう一度ネジ止めします。いよいよ完成に近づいてきました!

仕上げのゴム底をつけるのは板が硬くて難しかったので、マスターがやってくれました。

ジャジャ~ン!完成~!!私は仕事帰りにLEGATOに通って30分位ずつ作業し計4回程で完成しました。

打面の裏側はこんな感じ。マスターのこだわりが詰まってるだけあって音も最高です!世界にひとつのマイカホン!嬉しい~♪

一見ただの箱なのに、ドラムのようなリズムを刻めるカホン。気軽に持ち運びができ、様々な楽器とのセッションを楽しむこともできます。

 

マイカホンを作った後は、叩き方のリズム講座を受けられるのもLEGATOならでは!(初級カホンリズム教室 第2月曜日18時~ 1500円+1オーダー)

叩くだけで音が鳴るカホンは、音楽に興味はあるけどなかなか…という私のような方にぜひオススメしたい楽器。孫が来た時にいいおもちゃになるだろうし、飽きたらイスにもなる・・?さぁ!あなたも作ってみませんか?

CoffeeShop LEGATO(レガート) 詳細

※LEGATOの関連記事(昭和レトロなこだわりの味が楽しめるカフェ)はコチラから

住所:神戸市北区鈴蘭台東町5‐7‐11
アクセス:神戸電鉄鈴蘭台駅から親和大学方面へ歩いて5分。白い音符の看板が目印
営業時間:9時~18時
定休日:日曜日
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小原 由美

ラディッシュ企画編集室で主に、リフォーム記事、イラスト、筆ロゴを担当しています。 趣味は朗読・絵本・芝居観賞。『朗読シアターKOBE』に所属し子どもから大人の方達の元へおはなしの楽しい世界をお届けしています! 福祉住環境コーディネーター2級、カラーセラピスト、FM千里カタリスト。
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