こんにちは、ラディッシュ企画編集室のマツウラです。桜の蕾もだいぶ膨らみ空気がやわらかくなってきました。春ですね。
孫が昨年、サンタさんから預かったと言うアサギマダラの幼虫がチョウになりました。アサギマダラは2000km旅をするとして知られている珍しいチョウチョなんです。今回はそのチョウについてお話します。
目次
- アサギマダラ
- 卵・幼虫・さなぎ
- 成虫
- まとめ
アサギマダラ
・チョウ目・タテリチョウ科・コダラチョウ亜科に属する。
・前羽が4~6cm程の大きさで羽を広げると10cm前後になる
・濃茶色地に青白い(あさぎ色)斑模様がありどこか神秘的な印象を与える
・この羽のあさぎ色が名前の由来となっている
このチョウは春は台湾から沖縄を通って本州を北上し、夏は涼しい高地で過ごし、秋には再び北から南へ旅をします。30年以上にもわたる調査の結果、時には2000km以上も旅することが分かってきました。
夏の終わりから秋にかけて神戸市灘区の六甲高山植物園で飛来してきたアサギマダラがフジバカマやオタカラコウの花の蜜を吸ってる姿を見ることができます。
卵・幼虫・さなぎ
12月25日我が家にアサギマダラの幼虫がやってきました。(卵でなくて残念です)
透明な飼育箱に入れて玄関で育てることにしました。幼虫は毒々しい奇抜な模様。
むしゃむしゃ餌を食べて大きくなりました。そのうち動かなくなりました。(1月22日)
幼虫が緑色の宝石のような美しいさなぎになりました。(1月27日)
さなぎの中は透明なので中のチョウの様子がよく見えます。
さなぎになってなかなか羽化しないのでお部屋に入れました。
緑色のさなぎがまっ黒になってきました。もうすぐカラを破ってチョウが出てくるのかしら・・・・・?
成虫
3月16日朝の11時ごろカラを破ってチョウが誕生しました。(感動!感動!その美しい姿にまた感動!!)
初めは透明なカラにぶら下がってジーッとしていました(5~6時間)。そのうち羽を広げてバタバタとし始めたので翌日油性マジックで名前を書き放してあげました。(誰かが見つけたら分かるように)。でもまだあまり飛べずお花の中に姿を隠していたのでまたお家の中に入れてあげました。(羽化した我が家は神戸市北区でまだ少し寒いため)しばらくジーッと壁に止まっていましたが右へ左へと飛ぶ練習・・・その姿はふわーっととても優雅です。そろそろお空に放してあげよう・・・3月20日、晴天、空に飛んで行きました。
まとめ
この3~4ヵ月間驚きの連続だった5歳になったばかりの孫。子どもと一緒にこのような体験をすることって楽しいですよ。
アサギマダラのチョウチョさん感動をありがとう!!なが~い旅が終わったらまた我が家に帰ってきてね。
興味のある方は「空から蝶」を検索してみてください。わたしはそこから取り寄せました。
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