ラディッシュ企画編集室の原です。約14年使った我が家の食洗器を新しくしました。一昔前であれば「食器洗い機」は高級家電のひとつでしたが、今では一般家庭でも多く見かけるようになってきました。便利で手間が省ける食器洗い機ですが、電気代がかかってしまいそうなイメージもありますよね。
一方、手洗いをする場合でも、冬場であればお湯を使用する人も多く、ガス代がかかってしまうという悩みも。そこで今回は食器洗い機を使うのと手洗い どちらがよりお得なのかを調べてみました。
目次
- 食器洗い乾燥機なら手洗いよりも年間8,000円以上お得
- 手洗いもお湯の温度を工夫すれば約1,500円のコストカットが可能
- まとめ
食器洗い乾燥機なら手洗いよりも年間8,000円以上お得
資源エネルギー庁が発行している「家庭の省エネ徹底ガイド」によれば、年間にかかるコストは、食器を手洗いした場合がガス+水道で約24,780円、食器洗い乾燥機を使った場合は電気+水道で約16,640円かかるという数値が出ています。
試算条件は、「給湯器(40℃)、使用水量65リットル/回(冷房期間は給湯器を使用しない)の手洗いの場合と、給水接続タイプで標準モードを利用した食器洗い乾燥機の場合(※手洗い、食器洗い乾燥機ともに2回/日)」という内容です。
※手洗い時のガスや水道の使用量は人によって変わってくるため、家族が多く1回の使用水量などが多ければコストも上がります。
手洗いもお湯の温度を工夫すれば約1,500円のコストカットが可能
手洗いをする場合では「ガス代」が最もコストが上がりやすい要素です。寒い時期でもお湯を使わずに食器を洗っていれば、年間コストを下げることができます。冷たい水がどうしてもつらい…という人は、ゴム手袋を使用したり、洗う前にしばらく水につけたりしておく事でコストダウンできます。つけ置き洗いや事前に拭き取れる汚れを除去しておけば、実際に洗う際に使うお湯の量が少なくでき節約効果があります。
また、お湯の温度も節約ポイントのひとつで、「65リットルの水道水(水温20℃)を使い、湯沸かし器の設定温度を40℃から38℃にし、2回/日 手洗いした場合」(「家庭の省エネ徹底ガイド」より)で見ると、年間で約1,490円も節約することができます。手洗いする場合はなるべく低温に設定するのが節約の第一歩ですね。
まとめ
食器洗い機で一番コストがかかりやすいのが電気代で、「湯沸かし」と「乾燥」の際に電気がかかります。特に乾燥時の消費電力が大きめなので、高温のお湯で洗浄したあとは、機械任せで乾燥させるのではなく、扉を開けて余熱で乾燥させればもっと節約効果が上がります。さらに水道代を考えると、食器洗い機を使用する際は「まとめ洗い」をするのもおすすめです。まとめ洗いは食器洗い機の最大の利点なので少ない食器を洗うのでは効率面でもコスト面でももったいないですね。夫婦のみの世帯や一人暮らしなど、同居人数が少ない場合は食器洗い機の使用頻度次第では、手洗いのほうが経済的になるケースもあるので、自分のライフスタイルに合わせて使い方を工夫してみて下さい。
※記事内容は@niftyでんきより引用
Radish STYLE編集部
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