夕暮れ時の小学校体育館、「こんにちは～」と弾んだ声とともに子ども達が飛び込んでくる。幼稚園児から6年生までの男女が所属する鈴蘭台JVC（ジュニアバレーボールクラブ）のメンバーは、礼儀正しく元気いっぱいだ。
鈴蘭台JVC（ジュニアバレーボールクラブ）
ネットを張ったりボールを出したり…体育館に到着した子ども達は率先して準備を始める。用意ができ次第集合して準備運動を開始。
「オ～ファイ！（オールファイト！）」大きな掛け声を掛けながら、まずはランニングから。
ペアを組んでのウォーミングアップ
肩慣らしのパス
ハイレベルな練習メニュー
準備運動をひと通り終えると監督が体育館の中央へ。
監督が次から次へと投げるボールを、子ども達が順番に走り込んでレシーブ。
小学生の練習とは思えないスピード感！ペースが乱れることなく流れるようにボールを打ち返していく。
「バレーボールはチームスポーツなのでとにかく練習が必要な競技」。息の合った連係トスやタイミングを合わせたスパイクなどお互いに声を掛けあうことでチームワークが芽生える。また、ボールを見ながら相手の動きを予測するので瞬発力や判断力が培われるという。
監督の想い
「まずはバレーボールを好きになること。そして試合で日頃の力を発揮できるように、とにかく練習に励んでほしい」。
26年間、指導を続けてきた監督の原動力は「一生懸命頑張る子ども達の熱意」。中学、高校生になってもしっかりとした選手になれるよう育てていくことが目標だという。
監督の指導には厳しさの中にも温かさを感じる。
ハードな練習を乗り越え活躍する子ども達
保護者の声
「体験入部の時、小学生に見えないプレーに鳥肌が立ちました」「一緒に泣いたり笑ったり…みんな仲がいいんですよ」「オン・オフの切り替えがしっかりとできるようになったので良かったです」「負けない！折れない！諦めない！チームのスローガン通り気持ちがすごく強くなりました」。体力面だけでなく子どもの成長を感じている保護者の方が多いようだ。
来たれ！部員募集！！
鈴蘭台JVCには、現在、星和台から谷上まで広域に住む子ども達が通う。月１回の招待試合や練習試合、夏休みの合宿、春と秋の県大会などさまざまな活動を通じて内外の交流を深めている。
●基礎クラス：幼稚園児～6年生 1,500円／月
火：18時30分～20時30分
●強化クラス：小学1～6年生 3,000円／月
火・金 ：18時30分～20時30分 土・日・祝： 8時30分～17時（11～3月は16時30分まで）
場所：神戸市立君影小学校 体育館（兵庫県神戸市北区君影町１丁目11−13）
TEL：090-7886-5259（田原コーチ）
※まん延防止等重点措置及び緊急事態宣言中は時間を短縮している場合あり
Radish STYLE編集部
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