【社員インタビュー】 三代目社長 土谷幸三の素顔に迫る!

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こんにちは、ラディッシュ企画編集室です。仕事への思いや目標、プライベート・・・いろんな角度から質問を投げかけて、すっぴんにしちゃおう!という企画。代表取締役社長、土谷幸三を根掘り・葉掘り・深堀りしてみたいと思います。

代表取締役社長 土谷幸三

1968年11月15日生まれ。自称、坂本龍馬の生まれ変わり(生まれた日が命日と一緒だから)。

三代目としての想い・・・

昭和25年(1950年)、祖父が神戸に「森田金物店」を創業。その店を継いだ二代目が父の土谷守で、金物屋からガス事業へと舵を切り替え、大阪ガスの販売代理店を立ち上げました。私は三代目。今年創業75年目を迎える(株)トムコの社長に就任して18年になります。

《27歳の転機》
大学卒業後、住宅設備機器の大手メーカーに就職していた私がトムコに入社した理由は、阪神淡路大震災直後の父の姿を目の当たりにしたから。壊滅的な神戸の街を乗り慣れないバイクで走り回り、途方にくれる従業員とその家族の為に弁当と水を配っていたんです。毎日血みどろになって奮闘する父を見て、力になりたいと思い入社を決意しました。「大事なのは人や!」と日頃からお客様や従業員を大切にするという父の経営理念は、私の中に深く息づいています。

《37歳の転機》
社長に就任する前日に見た夢は、ピッチャーの自分がブルペンで球を投げながら今か今かと出番を待っているシーン。「実力のあるオレをなんで使ってくれへんのや・・・」と悔しくて悔しくて目が覚めました。あの夢は天の啓示だったのでしょうか?『社員、一人ひとりのことを良く見てあげなさい』『社員の能力を最大限に活かせるリーダーであれ』というメッセージだったような気がしてなりません。

《55歳の今》
グループ会社を含めて総勢240名の従業員を抱える会社の代表として日々邁進。

ガス機器の修理、販売そしてリフォームに於きましても、弊社の仕事はお客様との良好な関係性を保つことが大切です。会社を伸ばす方法は社員一人ひとりの人間力を高めることだと考え、社長就任後から社員教育にはかなり力を注いできました。これからも、トムコグループの成長の為にはそれは不可欠なことだと思っています。

大阪ガスの販売店となって5年、10年、15年・・・。始めはいち代理店でしかなかった弊社が今や業界のトップクラスに!長年に渡り築き上げてきたお客様との信頼関係が実を結んだのだと思います。エネファームや太陽光発電を始め、浴室暖房、システムバス・キッチンなど住宅に関する商品の殆どでずば抜けた販売実績を上げることが出来るようになりました。

影響を受けた人は?

父も含めて、いろんな人に助けられて今があります。中でも、京セラの名誉会長だった稲盛和夫氏は私の中でとても大きな存在。長期に渡り「盛和塾」で経営哲学や人生哲学を学ばせていただきました。「動機善なりや、私心なかりしか」・・・何かを成そうとする時はいつも稲盛語録が私に自問自答する機会を与えてくれるのです。稲盛氏のもとで学べたお陰で経営者として、人としてのあり方を確立することができたように思います。

2年前(2022年)の8月に父、そして稲盛会長がたて続けに亡くなってしまい、一時は心が折れそうになりました。1ヵ月ほどたったある日、ふと耳元に「もっとしっかりせんかよ!」という2人の叱咤激励の声が聞こえた気がして・・・。「今こそ学びをさらなる実践とする時。それが恩返しと供養になる」と気持ちを奮い立たせました。

事業の発展に尽力

2019年11月、同業他社の宮村産業を吸収合併。トムコグループが大所帯になった途端に新型コロナウイルスの荒波が押し寄せてきました。

一瞬目の前が真っ暗になりましたが、すぐに気持ちを切り替えて「出来ることから始めよう!」と社員全員が一丸となってどうにか乗り切ることができました。

2023年4月には兼ねてより思い描いていた障がい者雇用の場、就労継続支援A型事業施設を立ち上げました。実は私の三女が障害者で、常々障がい者雇用の場を作りたいと思っていたんです。もうすぐ1周年を迎える法人向けの宅配弁当事業「(株)アップルリリー」の運営はお陰さまで順調に進んでおります。障がいや病気を持っている利用者さんが生き生きと仕事に取り組める環境を作る!・・・これからもこの取り組みを継続していきたいと思っています。

座右の銘は「敬天愛人」。天を敬い人を愛す・・・社員もお客様も、周りの方々、みなさんが幸せになるような会社を創っていきたい!

プライベートな顔・・・すっぴん!

勉強・部活・アルバイト

《小学生の時》
入学当初の成績表は体育と図工以外は1、1、1、マッチ棒のオンパレード。ドラえもんののび太君みたいな私を、両親は何も言わずに見守ってくれていました。中学生になって初めて塾に通い、自分なりに頑張り・・・なんと中学最初の英語のテストで100点を取ったんです。「勉強はゲームみたい。一生懸命頑張ればできるものなんだ!」これが私の初めての成功体験です。

《高校時代》
山岳部に入り、夏は北アルプス、冬はスキー・・・ひたすら足腰を鍛えていました。社会人になってマラソンを始めたのですが、山岳部で鍛えた体幹や持久力、精神力がすごく役に立っている気がします。また、高校時代の同窓生との結束は固く、40年近くずっと交流が続いています。

《大学時代》
勉強はさておき、4年間のバイト生活は何にも勝る体験だったと思います。京都の祇園のクラブで週2日。バーテンダーとしてシェーカーを振っていろんなカクテルを作っていたんですよ。店の人やお客様にすごく可愛がってもらいました。きらびやかな夜の街の舞台裏を見られたことも、大いに勉強になっています。

フルマラソン:自己ベストは3時間56分

禁煙で太り始めた時に「身体を絞るならマラソンがいいぞ」と友人に勧められたのがきっかけで、1999年11月に福知山マラソンに参加しました。5年目の福知山で遂に完走し、ランナーズハイを実感。大阪・丹波篠山・福知山そして神戸マラソンと、今は年に4回フルマラソンに出場しています。

大会の前は1ヵ月間、2日に1回、10キロほど走り込んで自分のペースを作ります。マラソンの当日、ラスト10キロからは水分を取らず “打ち上げのビール ” の為だけにひた走ります。何事も楽しむのが私流!ビジネスマン姿、ピーターパン、ドラえもん・・・どんな仮装で走ろうかと考えるのも楽しみです。

目指せ!イケオジ

愛車は水素で走る “MIRAI” 。「青い地球を次世代に引き継ぐ為に」をモットーに掲げて、CO2排出量の少ないエネファームの普及に力を注いでいることから、地球環境に優しい車をチョイス!

高2の長女を筆頭に中3次女、小6三女、小3長男の父親です。子ども達とは映画やショッピングにもよく出掛け、この前の休みには上の娘2人と両手に花で沖縄旅行に行ってきましたよ。子ども達の為にも健康の維持に努め「いつまでも イケオジでおらなあかん」と切に思う今日この頃です。

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国松恭子

山形県出身。 2000年からラディッシュ新聞企画編集室でお客様作りに励んでおります。 趣味はシルバーアクセサリーやレザークラフト、帯バッグ、ボタンのネックレス....。古い帯や着物のを見ると「何か素敵なものに再生できないかなー?」と手が動いてしまいます。 会社でイベントがある時はカッターナイフを手に段ボールをリメイク! 愛犬のジャックラッセル「アルちゃん」が癒し。
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