自身を高めるためになにかしていますか。私自身は自己研鑽としていくつかの研修に参加してきました、もちろん費用負担は自分です。手前味噌ですがトムコという会社は非常にそういう点で恵まれていまして、費用は会社負担で自身を高める研修を受けることができます。そのなかの一つがトムコの基本となっている「3KM」の研修です。先日その「3KMインストラクターコース研修」に出席させていただきましたので少しご紹介したいと思います。
- 3KMとは
- 3KMインストラクターコース研修
- 基本動作
- まとめ
3KMとは?
「3KM」とは3つの「K」=「個人・家庭・会社」と、3つの「M」=「マーク(目標)・マネジメント(管理)・モチベーション(動機)」のことで、30年以上も前に北海道にある土屋ホームの土屋公三氏が社員教育の一環として考案されたプログラムです。「3KM手帳」はそのプログラムのツールとして開発されました。自分の夢や目標を、文字だけでなく絵や写真にして、毎日見ることで、自分のなりたい姿を目指すという自己実現のプログラムです。それぞれに具体的な目標をたて、継続的に計画を遂行する能力を引き出すとされています。
3KMインストラクターコース研修
この研修は、「3KM」を継続的に社内で運営しリーダーを育てるためのものです。研修と聞くと座って講義を聞くだけというイメージもありますが、この研修は実践を大切にするもので、新入社員教育をはじめとする基本的な指導の技術、プレゼンテーション能力や話法など1日しっかりときめ細かい指導が行われ、毎月1度で7回開催されます。大阪での研修ですが関西以外のところからもお越しの方がいらっしゃっています。
基本動作
3KMインストラクターコースの最初に行われるのが「基本動作」です。はじめて社会人となる新入社員への研修という設定のもと、新入社員に教えるように「基本動作」を実際に他の研修生の前でやって見せます。身だしなみから、挨拶の基本、お辞儀の角度、姿勢、手足の伸ばし方まで、実際に行ったあとは他の研修生や指導してくださる先生からフィードバックをいただきます。このフィードバックが大切で、良いところはもちろん改善点や悪いところをフィードバックしていただけます。
まとめ
「基本動作」というくらいですので、基本なのですが、年齢を重ねていくと当たり前だと思っていたことがいつのまにか自己流だったり、相手に不快な思いをさせてしまったりと他の方からの指摘で気づくことが多くありました。どんな仕事でも「基本」が一番大切ですね。基本は一見簡単そうですぐできてしまうように思ってしまいますが、実は奥が深くこれをないがしろにして成功した人を私は見たことがありません。かくいう私も基本はわかっているつもりで、ついつい自己流になるんですが、今回、研修を受けて改めて基本に立ち返り、仕事を進めていこうと決意しました。先生や先輩、同僚などの意見を素直に受け止めることができることも必要ですね。
久下哲
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