さて皆さん、寒くなってくるとお風呂での危険が増すということをを、ご存じでしょうか?
目次
- ヒートショックとは?
- ヒートショックの影響を受けやすい人
- お風呂の事故は「未然に防ぐ」!
- まとめ
ヒートショックとは?
暖房で暖かい居間などと、暖房のない脱衣所や浴室との温度差が10℃以上になることは稀ではありません。
それに伴い急激な温度変化が起こり、これに伴って血液の急激な上昇や下降が引き起こされます。これを「ヒートショック」といいます。体に大きな負担をかけるため、寒い時期の突然死の大きな要因となります。
ヒートショックの影響を受けやすい人
ヒートショックと聞くと、高齢者だけ心配をすれば。。。と思いがちですが、実はそうではありません!!
①65歳以上である。
②高血圧・糖尿病・動脈硬化の病気をもっている。
③肥満気味である。
④睡眠時無呼吸症候群など呼吸器官に問題がある。
⑤不整脈である。
⑥自宅の脱衣所や浴室に暖房器具がない。
⑦いわゆる「一番風呂」に入ることが多い。
⑧熱い風呂が好き。
⑨お酒を飲んでから入浴することがある。
上記で掲げている項目がヒートショックの影響を受けやすい人の共通点なのです。自分も何個かあてはまります。。。では、どうしたら、このヒートショックによる事故を防げるのでしょうか?
お風呂の事故は「未然に防ぐ」!
①脱衣所に暖房器具をおいて、脱衣所を暖める!!(居室と脱衣所との温度差をなくす。)
②お風呂の蓋を開けておいたり、服を脱ぐ前に浴室の壁や床に温かいシャワーをまく!!(脱衣所と浴室との温度差をなくす。)
③湯船に入る前に、手と足といった末端の部分からかけ湯をして、徐々に体を温めていく!!(じんわり体を温める。)
④いきなり肩まで湯船に沈めずに、足からゆっくりとはいる!!
⑤入浴時間は、ほんのり汗ばむ程度にする!!
⑥湯船から出る際は、急に立ち上がらずにゆっくりと立ち上がる!!
⑦飲酒後の入浴は避ける!!
⑧入浴の前後にはコップ1杯程度の水分を補給する!!
まとめ
日本人の多くの方はお風呂が大好きです。1日の終わりに、湯船につかって、ほっこりと一息つく時間を楽しみにしている方もいるんじゃないでしょうか?
でも、冬のお風呂は常に危険と隣合わせです。もし、ご家族の方に大丈夫かしら?という方がいれば、「お湯加減はどう~?」「大丈夫~?」とかをこの冬は定期的に声かけをしてください。お風呂という、ささやかな幸せを壊してしまわないためにも、今年の冬の習慣にしてください。
Radish STYLE編集部
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