こんにちは、ラディッシュ企画編集室のタジマです。
毎年春から夏にかけて楽しみにしているのは、通勤途中にあるツバメの巣を見ること。緑豊かな神戸市北区ではあちらこちらにツバメが巣を作っているんですよ。自宅の近所には200mほど歩くだけで3~4個の巣があります。毎朝「卵がかえったかな」「どれくらい大きくなったかなぁ」とこっそり見るのがとても楽しいんです。
目次
- ㈱トムコ西鈴蘭台店のエントランスにも…
- 巣から落ちたヒナの対処法は?
- ツバメのヒナは何を食べるの?
- 旅立ちの時
- まとめ
㈱トムコ西鈴蘭台店のエントランスにも…
今年は、トムコ西鈴蘭台店のエントランスに2つの巣ができていました。親ツバメが毎日忙しく餌を運んでいる姿は本当にほほえましく、トムコのスタッフみんなで成長を見守っていました。そんな中1羽のヒナが巣から落ちてしまったんです。「何とかしなければ!!」ということで当社社員の徳増、松山、小長谷の3人が脚立に乗ってヒナを巣に戻してあげました。私は打合せで外出していたので、残念ながらその様子を見ることができませんでした(´・ω・`)
巣から落ちたヒナの対処法は?
ところが、翌日再びヒナが巣から落ちていたんです。けれど昨日のヒナとは違う子のよう。みんな大きくなってとどまるスペースがなくなってしまったのでしょうか。ツバメなど自然の中で暮らす野鳥は、環境に適したものだけが生き残るため自然淘汰によって弱いヒナを見捨ててしまうことがあると聞いたことがあります。また、野鳥は人の手で触れてしまうと人間の臭いを嫌う親鳥がヒナを見捨ててしまうとも。どうすればいいのか分からなかったので、動物愛護に熱心な我が家の娘にラインで聞いたらこんなチャートが送られてきました。
「すずめっ子クラブ」HPより
このチャートを見ると「保護・県に届出」という結果になりましたが、ちょっと大げさなので動物病院に電話してみることに。するとそのままにしておくしかないという返答だったので見守ることにしました。ヒナは元気な様子で、幸い生け垣の上に落ちたので天敵や通行人にもほとんど気付かれることなく過ごせたようです。ただ、少し離れた電線にカラスがとまっていて、ヒナを狙っているようで怖かったです。
ツバメのヒナは何を食べるの?
動物愛に溢れるリフォーム担当の徳増がゴカイを買ってきて与えようとしましたが、ヒナはただ不思議なものを見るようにキョトンとするだけ。
すりつぶして口の中に入れてあげないとまだ食べられないのかもしれませんね。餓死しないかと心配しましたが、なんと親鳥がヒナに餌を運んでいたんです。遠くからちゃんと見守ってくれていたんですね、ホントに安心しました。
旅立ちの時
梅雨の時期なので2晩ほど豪雨が続きましたがヒナは何とか耐え抜き、巣から落ちて3日後、トムコの受付スタッフに見守られながら無事飛び立つことができました。途中、大通りに着地したのでハラハラしたそうですが、雨が降っても風が吹いても頑張ったヒナだからこそ、きっと自然の厳しさに負けることなく元気で生きのびてくれると信じています。
まとめ
巣から落ちたヒナに遭遇することなんてあまりないと思っていましたが、ヒナが飛び立ったその日に近所の喫茶店のマスターがヒナを保護したとのこと。結構あるんですね。「自然のものは自然なままにしておくのが一番」と言われても、小さな命の困った状況を見るとほっておけないですよね。
トムコの社員が一丸となって可愛らしいヒナの門出を見守ったハッピーな出来事でした♪
田嶋 直子
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