こんにちは。夏真っ盛り!毎朝、汗をびっしょりかいて目覚めるラディッシュ企画編集室のタジマです。
夏になると大量の汗に悩まされ市販の制汗剤を使っていましたが、肌が弱いので真っ赤になったりピリピリとする痛みを感じたり…。そこで今回は制汗剤を手づくりしてみることにしました。いい香りのアロマもプラス♪
目次
- 材料
- 作り方
- ミョウバンの特性と効果
- その他の活用法
- 注意点
- まとめ
材料
・水 300ml
・焼きミョウバン 10g
・お好みのアロマオイル
・容器(ペットボトルなど) 1個
・スプレー容器 1個
作り方
①焼きミョウバンと水を容器に入れてよく混ぜる。
ミョウバンは溶けるまで2,3日かかります。涼しいところに保管してください。
先に焼きミョウバンを少量のお湯で溶かしてから入れると早くできます。
②お好みのアロマオイルを2滴ほど入れる。(肌が弱い人は1滴から始めて様子を見てください)
肌が弱い人にはティートゥリーがおすすめです。今回はアロマショップの店長さんイチオシ、爽やかなペパーミントにしてみました。
③10倍に薄めてスプレー容器に移す。
肌が弱い人は20~50倍に薄めて使ってください。原液は冷蔵庫で保存。長期保存できるようですが水を使っているので念のため1ヶ月ほどで使い切ってくださいね。
ミョウバンの特性と効果
ミョウバンはカリウムやアンモニウム、アルミニウムなどの金属が結晶化したもの。殺菌作用や収れん効果があるので古代ローマ人はデオドランド剤として使用していたようです。日本ではお漬物の色落ち防止や煮物の煮崩れを防ぐために昔から使われている食品添加物です。
ミョウバンは水に溶けると酸性になり、酸に弱い雑菌が増殖できず殺菌効果が期待できます。またアンモニアに対して消臭作用が優れているので悪臭の軽減にもなります。
さらに収れん効果もあるので角質層を引き締め肌のバリア機能が高まるそうです。
その他の活用法
10倍の希釈液を靴にスプレーして乾燥させたり、洗濯機の柔軟剤入れに原液40ml入れて洗濯すると嫌なニオイが軽減します。
消臭剤として幅広く使えそうなので、愛犬のトイレに使ってみたところアンモニア臭が消えました。ぜひ試してみてください。
ミョウバン水にはいろいろな活用法があるんですね。
注意点
汗には体温調節という大切な役割があります。必要以上に抑制してしまうと体内に熱がこもってしまう可能性も。体や顔全体に大量に使用するのではなく、汗が特に気になるワキの下や足など部分的に使うようにしてくださいね。
また濃度が高いと肌にダメージを与えますので、敏感な方はパッチテストをしながら濃度を調節してください。肌がピリピリしたり赤くなったら要注意!しっかりと薄めて使ってくださいね。
まとめ
ミョウバンは食品添加物なのでスーパーなどで手に入ります。人体には無害なので安心して使えそうです。
子どもが小さかった頃は、しょっちゅう私に抱きついてきて離れませんでした。でも夏だけは別・・・。汗臭い私にさっさと離れていったものです。
この制汗剤を使ってスッキリさっぱりしたらまた子どもにギュッとしてみようかな。今は大きくなって嫌がりそうですが・・・(汗)
アロマ入りミョウバン水を使って快適に夏を過ごしましょう♪
田嶋 直子
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