四季折々に咲く草花を描き、コメントを添える「のはらからのたより」~心あたたまるメッセージをあなたに!
ミョウガ(茗荷) Zingiber mioga
別名:ぼんばな(盆花)、しょうりょうばな(精霊花)
ショウガ科ショウガ属 宿根性の多年草
《文中より抜粋》
ミョウガの葉はカンナの葉やハランのように大きくてはば広い。暗い林の中にミョウガの葉が茂っていたので何年か前に少しもらってきた。毎年花が咲く。はじめて花を見た時はびっくり!!エ~ッ!!ミョウガって地面から出てくるんだ!!と。料理によく使うふっくらした本体から花が咲くこともおどろき!!しかも次々に咲くとは・・・。そのおどろきをこの花が向き合って「こんなことも知らないなんて・・・」と笑ってお喋りしているように思えた。毎年近所に少し配るくらいとれる。うれしい収穫物。
そして、ミョウガの花が終わる8月の末にはある時からナンバンギセルが咲きはじめた。毎年増えていく。ナンバンギセルはイネ科のススキなどだけでなくミョウガにも寄生することが証明できたわけです。そのいちばん初めは4年くらい前に「のはらからのたより」に描いた花を枯れてからミョウガの辺りに偶然にもポンと捨てたことにあります。
《ラディッシュ企画編集室より》
独特の香りとほのかな辛味をもつミョウガは薬味として有名ですね。古くからの言い伝えでは、沢山ミョウガを食べると物覚えが悪くなると言われていましたが、安心していいようですよ。
作者 浜口のぞみさん 神戸市在住
「草花の名前の由来や特質、花や実を食べる鳥や虫のこと…。環境や自然、歴史など、絵を描きながら連鎖的に様々な分野のことがわかってくるところが面白いです」。『のはらからのたより』と題する手描きの植物画は2000年から20年間(株)トムコが発行する情報紙に連載されました。
《浜口さんの植物観察写真》2023年8月神戸市北区にて撮影(写真上)左からキツリフネ、ネジバナ、マルバマンネングサ
(写真下)左からハンゲショウ、オオツヅラフジ、ギボウシ
【終了しました】編集室から読者のみなさまにプレゼント!
関西のグルメ情報誌「あまから手帖」最新号を抽選で毎月5名様にプレゼント致します。臨場感を切り取ったリポートやシズル感溢れる写真は感動的!
最新号プレゼントの応募方法
締め切りは毎月23日。当選発表は本の発送をもって代えさせていただきます。抽選結果のお問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。
※応募にあたってご記入いただいた個人情報は、弊社で厳重に管理いたします。
申し込みはこちらから
9月のワンコインレッスン
ラディッシュ企画編集室のスタッフが講師となって開催するワークショップです。素敵なモビール【ヒンメリ】を一緒に作りましょう!
場所:トムコ西鈴蘭台店
開催日:9月15日(金) 10時~
講習費:500円
締め切り:9月13日(水)
9月の定例講習
田嶋 直子
最新記事 by 田嶋 直子 (全て見る)
- 【神戸市北区/珈琲】【SPIN-OFF COFFEE】(スピンオフコーヒー)~のどかな田園に佇む焙煎珈琲店~ - 2024年11月21日
- 【植物画】あおつづらふじ~古くから生活用品に使われていたツタ~ - 2024年11月18日
- 【おでかけ/京都】建仁寺~京都最古の禅寺は見どころ満載~ - 2024年10月25日