西山博昭さんによる写真展『65歳からの手習い~歩くモチベーションから始まったカメラワーク~』をご覧ください。
只今、トムコ西鈴蘭台店のギャラリーにて全ての作品を展示しています(~5/31まで開催)。
剱岳遠望 第79回明石市美術展(令和4年12月)市長賞
30数年ぶりにチャレンジした北アルプス。記憶する労力を遥かに超え、やっとのことで白馬山荘に登りつきました。山荘の窓からは夕日に染まりもくもくと湧き上がる雲海と遥か向こうの雲の中に剱岳が浮かび、手前には丸山とその頂上で光景を楽しむ人達のシルエット、刻々と変化する光景に疲れも忘れてシャッターを切り続けました。若きころ思い入れ強く通った剣岳、今や遠望することしかできない切なさと、遠望できた喜びとが混ざった1枚になりました。
清めの雫 第75回尼崎市展(令和5年2月)入選
神社の手水舎でよく見る龍頭の水口、好きな被写体でこれまでもよく撮っていますが、龍頭まわりや背景に近代的なものや人が写り込んだり、水が出ていなかったり、手水鉢の水の溜まり具合など、意外と条件が揃うことの少ない被写体です。格式のある立派な神社ですが、ひとけの無さ、背景の明るさと雫程度の水量とその跳ね返りなど、その条件や雰囲気をモノクロで表現してみました。
家路の誘惑
最寄り駅より徒歩で帰宅途中、暗い住宅街の一角だけイルミネーションに浮かぶいつも気になるお店。バーか?レストランか?寄ってもみたいが店の前まで行って確かめる勇気もなく、大通りから覗くように撮った1枚。
街の守護神
東灘区金鳥山中腹に位置する保久良神社。梅林の撮影に登った際、社頭に鎮座する灯篭の神火が古より「灘の一つ火」として沖往く舟人の進路の助けとなった謂れと、街中を俯瞰する立地は正に街の守護神と強く感じて撮った1枚。
作者プロフィール【西山博昭さん】
1949年1月生まれ 須磨で生まれて兵庫で育ち、北区に住んで44年。
若い頃からオフロードバイクでの2輪旅と、登山や歴史探訪の2足旅をライフワークとしてきた。
リタイア手前頃より運動不足解消のためウォーキングを始めたが、同じ景色に飽き「写真を趣味にすれば季節の移ろい朝夕の陽射しに街の佇まいも変わり、被写体を求めての歩きがウォーキングに繋がるじゃないか!」と思いついたのが65歳。先ずは安価なコンパクトデジタルカメラで練習を始め、シルバーカレッジ入学を期に写真クラブに入部して写真を学び始める。カメラワークがライフワークの一つとなった。
ギャラリー【65歳からの手習い】開催中! ~5/31(水)まで
場所:(株)トムコ西鈴蘭台店(神戸市北区南五葉1-6)
時間:9時~17時(月~金)土・日・祝定休
問合せ:0120-86-1870
Radish STYLE編集部
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