シュンラン(春蘭)~春の雪解けと共につぼみを膨らませる~【植物画】

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四季折々に咲く草花を描き、コメントを添える「のはらからのたより」~心あたたまるメッセージをあなたに!

シュンラン(春蘭) Cymbidium goeringii

別名:ホクロ、ジジババで親しまれる ラン科シュンラン属 多年草(常緑宿根草) 花期:2~4月《文中より抜粋》
なが~い冬、やっと待ちこがれた季節。しかしまだ本番にあらず。3月はじめに再び足を痛め山歩きできない…。シュンランを見た…。サイハイランを見た…と情報…。無念さに近所の鉢を借りた。

別名は花の斑点のゆえに。花茎は10~25㎝。葉は20~35㎝。3~4枚の淡い色の天女の羽衣のようなさや状のりん片につつまれている。がく片3枚、側花弁は緑~黄緑色を帯び唇弁は大きい。乾燥した林の中でよく見られる。

緑色の花はどれががくでどれが花弁かわかりにくい。花を塩漬けしたものを蘭茶にする。

《ラディッシュ企画編集室より》
雑木林の中でひっそりと春を待ち、目立たず小さな花を咲かせる野生のラン。ジジババってなんだか可愛そうな別名ですよね。

作者 浜口のぞみさん 神戸市在住

「草花の名前の由来や特質、花や実を食べる鳥や虫のこと…。環境や自然、歴史など、絵を描きながら連鎖的に様々な分野のことがわかってくるところが面白いです」。『のはらからのたより』と題する手描きの植物画は2000年から20年間(株)トムコが発行する情報紙に連載されました。

《浜口さんの植物観察写真》 神戸市北区 2022年3月撮影【写真上から】フクジュソウ、ヒガンザクラ、スミレ、タネツケバナ、ミモザ、ヒマラヤユキノシタ

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Radish STYLE編集部

「リビングパートナー」の名前で、地域の主婦の目線で情報発信。地域の主婦ならではの視点と絆で「人」「モノ」「お店」などをご紹介しています。 運営は大阪ガスサービスショップの株式会社トムコによるものです。
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