年の始めにはいつも、たくさん本を読むぞ~!と意気込むラディッシュ企画編集室のオハラです。さて、今年は何冊読めるかな~。
昨年、このブログでご紹介した神戸市北区の『鈴蘭台BOOK STREET』。鈴蘭台が気軽に本に親しめる街になったらおもしろいよね!と、神戸電鉄鈴蘭台駅周辺の飲食店や洋服店など4店舗のオーナーさん達が立ち上がり、それぞれのお店で本の無料貸し出しを始めました。
今、この取り組みが新聞やラジオで取り上げられ、大きな話題になっています。(前回の記事はコチラ)
目次
- 鈴蘭台駅周辺のにぎわい創出に一役!
- 本を通じ広がる交流
- ラジオ大阪でも紹介されました
- まとめ
鈴蘭台駅周辺のにぎわい創出に一役!
駅前の再開発事業に伴って、駅周辺を北区の玄関口にふさわしくにぎわいのある街に!と、神戸市、神戸電鉄、駅ビル会社等が中心となって立ちあげた『鈴蘭台駅前元気UPプロジェクト実行委員会』。神戸新聞には、こちらの活動と共に『鈴蘭台BOOK STREET』の事が紹介されました。
本を通じ広がる交流
衣料雑貨店 FAMITTO 神戸市北区鈴蘭台東町5‐4‐30
『借りてくれる人がポツリポツリと増え、400人を突破しました~!』と話す、オーナーの高木かおりさん。
『新聞とか、メディアで取り上げてもらうと、本を寄贈してくれはった人達が、“自分の本を誰かが読んでくれてるんや!”って喜んでくれるでしょ。それが一番嬉しいんですよ』
坂道の途中でちょっと一息ついてもらえたら…と、店の前に本棚を作った高木さん、その思いに賛同し、本を寄贈した方達。優しいつながりが街全体に広がっているようで、心がほっこりしますね~♪
Coffee Shop LEGATO 神戸市北区鈴蘭台東町5‐7‐11
コーヒーが美味しいと聞いてお店を探したけど、なかなか見つからなかった!というお客様がいたそう。よく聞くと、“まちかど図書館”の看板しか目に入らず、ここはカフェじゃないと思って通り過ぎていたとのこと。マスターは『しまった、看板の下にコーヒーも飲めますって書いておくんやった』と。いやいや、それをいうなら“本も読めます”…じゃないですか~(笑) LEGATOのお店の看板は、写真の左下に見える音符の方です!
絵本も並ぶLEGATOの本棚。毎月第4土曜には、“絵本のたねまき”という催しも開かれています(14時~参加費無料、要ワンオーダー)
お店で仲良くなったという女の子達。お姉ちゃんが読んでくれているのをじっと聞いてるおちびちゃんが可愛い~♡
日々cafe 神戸市北区鈴蘭台南町5‐1‐13
日々cafeの店内にある本棚には、主にオーナー香里さんの読了本が並んでいます。『この手の物語が好きなら、この作家さんのも読んでみたら』と、お客様と話が弾むそう。
日々cafeでは、毎週第2土曜の2時から、英語絵本の読み聞かせの会 “English+” を開催中!(参加費無料、要ワンオーダー)。こちらは大変好評で、大人対象、子ども対象の日を分けているそうです。詳しくは店内及び、日々cafeのブログで確認して下さいね。
茶話本舗デイサービス すずらん亭 神戸市北区鈴蘭台北町5‐2‐3
4月中旬のオープンに向けて、今、着々と準備が進んでいるすずらん亭の私設図書館。デイサービスの2階のスペースには、既に1,000冊以上の本が運び込まれているそう。
『お茶付きの自習スペースとして、使ってもらおうかな~とも考えています』という、オーナーのひろろんさん。どんなスペースになるのか楽しみですね!
ラジオ大阪でも紹介されました!
ラジオ大阪『青木和雄の昼までええやん!』の中でも、地元の明るい話題として取り上げられました。パーソナリティの青木さんは、『有馬温泉に行く途中、鈴蘭台に立ち寄って本を借りたらゆっくりと温泉を楽しめるね~』なんて、おっしゃっていました。
さっすが青木さん素敵な提案ですね~♪
まとめ
その昔、避暑地として“関西の軽井沢”と名付け宅地分譲された鈴蘭台。今は、あまりの寒さに“神戸のシベリア”と呼ばれている街ですが、そこに住む人、そこに働く人、み~んなが暖かくて、ほんまええ所です。
今年の夏に終了予定の、鈴蘭台駅前再開発工事。私達の街がどんな姿に生まれ変わるのか、今からワクワク~!
小原 由美
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