寒さのせいか日増しに食欲が旺盛になっているラディッシュ企画編集室のタジマです。
中学一年生の息子は、夏休みの宿題におむすびを作ってレポートを提出しました。息子は「始業式(9月)に提出だから夏だけど‟秋の味覚おにぎり”にしよう」と軽い気持ちで作ったところ、、、兵庫県主催のコンテストに提出するものだったようで、なんと最終審査会に作品が残ったんです。コンテストなんて初めての経験で貴重な体験ができたので、私事ですが報告させていただきますね。
目次
- 「おむすびコンテスト」とは?
- 白熱の会場
- 受賞作品
- まとめ
「おむすびコンテスト」とは?
兵庫県が主催し県内に在住、通学の小学生と中学生を対象に行われた「第20回見て楽しい!食べておいしい!おむすびコンテスト」。応募テーマは、゛おむすびが届ける感謝の気持ち、家族や大切な人に食べてほしい感謝の気持ちたっぷりのおむすび”。個人でも応募できるようですが、息子の中学校は学校から学年全員の作品を応募したようです。
11月23日、元町のラッセホールで行われたコンテストには、応募数3,637点の中から選ばれた10人のおむすびが出展。また「あけてニッコリ!わくわくお弁当コンテスト」も同時開催されていて応募数2,871点のうち10作品が選ばれていました。厳粛な空気が流れる中、大学教授や県から派遣された食のエキスパートの方々6名の審査員による最終審査会が行われました。
白熱の会場
出展者は審査用と撮影用に作品を2つ用意。おむすびを作るだけでなく見た目にも美味しそうに盛りつけをするのが大切と、私を含め子どもより親御さんたちの奮闘ぶりがすごかったです。
オリエンテーションが終わると各自盛りつけ、開会式後に審査が始まりました。子ども達は自分の作品の後ろに立ち、審査員の方々の様々な質問に緊張の面持ち答えていきます。分かりやすくハキハキと説明している子がいる中、息子は口数が少なく聞かれたことに返事する程度・・・。弟のために新幹線のおむすびを作った小学1年生の男の子も参加していて、かわいらしい返答に会場内の空気を和ませていました。
受賞作品
どの作品も本当に素晴らしい出来ばえで、審査員の方々も選ぶのに苦労されたと思います。同行して下さった家庭科の先生は数年前にも参加されていて「その時は質疑応答などもなく気軽な感じだった」そう。今回は凝った作品が多く、コンテスト自体の規模が大きくなっているようだと驚かれていました。
これが息子の作品です。サーモンと胡瓜を使って柿を、海苔とごまをあしらって栗に見立てました。
お皿や葉らん、本物の栗はラディッシュ企画編集室のみんなが協力して提供してくれました。
見事、最優秀賞を受賞したのはこちらの作品です。
おむすび部門の最優秀作品「兵庫親子三代おむすび」です。中学3年生の女の子の作品で、お母さんとおばあちゃんに教えてもらったレシピでしょうか、食材も豊富でとても美味しそうですね。
お弁当部門の最優秀作品「夏野菜たっぷり!見て楽しい!食べて美味しい!ひまわり弁当」。こちらも中学3年生の女の子。自宅の畑で採れた野菜を使って作ったそうです。ひまわりの表現が上手で見ていて楽しいお弁当です。
息子の作品は残念ながら佳作でしたが、10名の中に選ばれたこと自体驚きだったので楽しい体験をさせていただいたと喜んでいます。
今回の審査結果をふまえて、息子は来年のお弁当コンテストにはどんなお弁当を作ろうかといろいろ考えているようです(^^♪
まとめ
兵庫県は、水田や農家を守りながら生産環境を整え食料確保、危機管理のために力を注いでいます。このコンテストは、子ども達がこれからも健康的な食生活をおくれるよう、そしてなにより食事の大切さを意識してほしいと20年間も続いている県民運動です。
来年も開催されると思うので、夏休みに子どもと一緒に食について話し合いながら、おむすびやお弁当を作ってみるのもいいですね。
田嶋 直子
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