実家から玉ねぎとじゃがいもを大量に貰って、どう保存するか悩んでいたトムコ垂水店のイマイです。そんな時に見つけた冷凍保存の方法を今回はご紹介します。
目次
- そのまま冷凍のルール
- どんな食材を冷凍するといいの?
- 冷凍アレンジ
- まとめ
そのまま冷凍のルール
1、よく洗って水けを拭く!
水が付いたまま冷凍すると霜がつきやすくなり、味が落ちる原因に。食材を切った後、ペーパータオルで表面の水滴を押さえましょう。
2、空気を抜いて密封します!
冷凍用保存袋に野菜を入れるときは、ファスナーを少しだけあけ、下から丸めるようにして空気を押し出して。空気を抜くことで酸化しにくくなり、新鮮なまま保存できます。
3、調理するときは味付けに注意!
生のまま冷凍すると細胞壁がこわれ、調味料が入りやすくなるためいつもより味付けが濃く感じられることも。冷凍野菜の扱いに慣れるまでは薄味で調理するのがベスト。
4、2~3週間を目安に使いましょう。
野菜室に比べて劣化の速度はゆるやかですが、徐々に味は落ちていきます。消費期限は3週間以内とし、早めに使い切るように心がけて。忘れないように種類と保存日を書いておくのをおすすめします。
5、加熱調理は凍ったままでOK
フライパンや鍋に直接冷凍野菜を投入し、出た水分を飛ばしながら調理するだけなのでとても楽です。解凍のための手間や時間がかからず、火も早く通るので調理時間がグッと時短に。忙しい人にうってつけです。
6、生で食べる時はお湯をかけて!
和え物、サラダなど加熱せずに食べたい時には、湯をさっとかけて粗熱が取れたら手で軽く水気をしぼるとOK。表面の氷を解かす程度で大丈夫なので便利です。温まるまでおくと、しんなりし過ぎるので注意!
どんな食材を冷凍するといいの?
じゃがいも
加熱後に冷凍すると食感がモソモソしてしまいますが、生なら問題なしです。切った後、水にさらしてでんぷん質を落とすと冷凍後も変色しません。
切り方(用途)・・・1cm角(小さな角切りは、炒め煮やスープ、サラダ向き。)
1cm厚さの半月切り(炒め物から揚げ物までオールマイティ)
大き目の一口(煮込み料理に最適。大きすぎると食感がスカスカになりやすいので注意!)
冷凍によって、より早く火が通るので時短に最適です。
玉ねぎ
野菜室でも日持ちしますが、急いでいる時に皮をむくのは手間ですよね。出番が多い野菜なので、使いやすく切って冷凍しておいたほうがより手軽です。
切り方(用途)・・・みじん切り(洋風、中華で出番が多いみじん切り。ハンバーグなど肉だねに混ぜてもOK)
薄切り(定番おかずやどんぶりに。凍ったまま投入してもすぐに火が通るので時短調理に最適)
大き目の一口(炒め物や煮込み料理に使いやすい。冷凍で辛みが抜けて甘くなり早く火が入ります。)
かぼちゃ
硬くて切りにくいからこそ、買ったらすぐに切って冷凍しておくと楽ちん。冷凍後も状態はほぼ変わらず煮物から揚げ物まで幅広く使えます。
切り方(用途)・・・大き目の一口(煮物サイズ)
1cm厚さ(1/4個の長さを半分に切り、薄切りにすると、煮る・焼く・揚げるのオールマイティ)
細切り(かき揚げ・春巻き・サラダ)
冷凍アレンジ
慣れてきたらマイセットを作っても!
よく作るおかずや買う食材に合わせて、
オリジナル冷凍ミックス野菜を作っておくとさらに時短になりますよ。
煮物セット。炒め物セット。など使いやすい組み合わせを色々作って冷凍庫に入れるのも楽しいです。
じゃがいもと牛乳 セットで冷凍
1cm角に切ったジャガイモに牛乳を加えて冷凍しておくと、スープやグラタンなど手間なく作れて便利ですよ。
冷凍で水分と脂肪分が分離し、味が濃厚になるので簡単に作れます。
作り方
ジャガイモ大2個を1cm角に切って水にさらし、水気を拭く。
保存袋に入れて牛乳1カップを加えて冷凍する。
まとめ
このほかにも、キュウリや白菜など「え?!こんなものも冷凍できるの??」というものがたくさんあって驚きの連続でした。まだ、葉物はしていないのですが、これからの季節、食材をダメにする前に水気を切って生のままの冷凍保存たくさんしてみたいと思います。みなさんも、マイアレンジ冷凍を色々作ってみませんか?
今井令子
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