こんにちは、ラディッシュ企画編集室です。取材の途中で訪れた老舗の家具屋さんがまるで家具の博物館のようでした。「こんな家具があったら素敵な暮らしが送れるだろうな」・・・とほれぼれしてしまいました。※ブログの最後にトムコからのお知らせがあります。
永田良介商店
創業は1872年(明治5年)。明治から令和へと老舗のバトンを繋いできた永田良介商店。お店は大丸神戸店のすぐ近くにあります。
時を経るごとに美しさを増し、使い心地の良い家具を作り続けて150年。神戸を代表する歴史的建造物の旧乾邸や旧ジェームス邸、ヨドコウ迎賓館などの内装も手掛けています(店内には邸宅の写真が展示)。
100年使える家具作り
家具はすべてオーダーメイド。使う人の住まいやライフスタイルに合わせて、図面作りから始まり、熟練の匠の技で一点一点丁寧に製作。
お店のあちらこちらに配された商品は、家具というよりはひとつの作品のよう。
ただ展示するのではなく “素敵な暮らし空間 ” を提案。
クラシカルな雰囲気の食卓。個性的なチェアをセットすれば、ちょっとした遊び心が生まれ、重厚感が薄れますね。
斬新な柄のソファ。これだけでお部屋のアクセントになります。
「座ってみて!」と言わんばかりに置かれたチェア。背もたれのデザインが素敵!座面がまたお洒落!使うほどに愛着が増してきそう。
ショールームには家具作りを知り尽くしたスタッフがいて、商品について丁寧に説明してくれます。座面などに使われるファブリックについて詳しく教えてもらいました。フランス製のハイブランドなファブリック・・お洒落な布を見るだけでワクワクしちゃいます。
こんなに沢山の見本(何冊もの冊子も)の中から好みの布を選ぶのは難しそう。
「2階の展示も是非」と案内していただきました。ここは修理や張替えが済んだリユースのコーナーです。不要になった永田製家具を引き取って、新たな命を吹き込んで再生させ、次のオーナーに託すのだそう。「家具は適切なメンテナンスを行っていけば100年を超えて使えます」。
お色直しして新しいオーナーを待つ椅子。
アンティークな家具に囲まれたフロアにいると、なぜだか心が穏やかになりました。
世界にひとつだけのスリッパ
日本人の足形を考え、熟練の職人によって一足一足丁寧に作られたスリッパ。アッパー部分にはKOBE LEATHERを、インソールには世界中からセレクトした椅子張り用のファブリックを使用しています。
カラフルでモダンなものからシンプルでベーシックなものまでバリエーションが豊富で、幅広い年齢層に愛用されています。
まとめ
圧倒的に素晴らしい永田良介商店の家具!高級すぎて我が家には迎えられないけれど・・・たっぷりと目の保養をさせていただきました。三宮に行く機会があったら是非ご覧になってみてはいかがでしょう!
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国松恭子
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