四季折々に咲く草花を描き、コメントを添える「のはらからのたより」~心あたたまるメッセージをあなたに!【のはらからのたより】シリーズは今回が最終回です。
※ブログの最後にお知らせがあります。
かわぢしゃ(川萵苣) Veronica undulata
ごまのはぐさ科 越年草 花期:5~6月
《文中より抜粋》
おおいぬのふぐりの川の中のしんせき。本来は春の花だけど早々と咲いている。春は丈が50㎝~80㎝位まで立ち上がる。新芽はちしゃのように食べられる。花はおおいぬのふぐりにそっくりだけれど、こちらの方が赤むらさきっぽい。茎も花柄も対生。本来はしゃきっと穂はまっすぐだが倒れていた。
谷山川が山田川と合流するあたり。手前の川原。明るい砂地、きれいな水を好むよう…。川の橋をいくつかめぐりこの花を探してポポと歩きまわる。
《ラディッシュ企画編集室より》
若葉がちしゃ(レタス)に似て食べられることから「かわぢしゃ」という名前になったのだとか。「川に生えるレタス」という意味があるそうですよ。環境省レッドデータブックに選定され絶滅の危機がある貴重な植物です。
作者 浜口のぞみさん 神戸市在住
「草花の名前の由来や特質、花や実を食べる鳥や虫のこと…。環境や自然、歴史など、絵を描きながら連鎖的に様々な分野のことがわかってくるところが面白いです」。『のはらからのたより』と題する手描きの植物画は2000年から20年間(株)トムコが発行する情報紙に連載されました。
《浜口さんの植物観察写真》2024年12月神戸市北区にて撮影(写真上)左からタラヨウ、君が代ラン、カラスウリ
(写真下)左からクサギ、ゲンノショウコの種、キレハノブドウ
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田嶋 直子

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