こんにちは！ラディッシュ企画編集室のオハラです。我が家のインテリアに・・と、ず～っと考えているのが “ギャッベ”と呼ばれるラグや玄関マット。
欲しいなぁ、でも高いなぁと思いながら、大阪や明石でギャッベの展示会が開かれる度に足を運んでいます。その展示会を主催する“絨毯ギャラリー”という会社が神戸六甲アイランドにあると知り、早速行ってきました！

創業者の大熊克巳さんや現社長の大熊直子さんはテレビ東京 『開運！なんでも鑑定団』や、TBS『マツコの知らない世界』などメディアにもよく登場されています。“絨毯ギャラリー”は日本でギャッベを語る時に欠かせないお店なんですね。

絨毯ギャラリー

六甲アイランドのファッションマート3階フロアにある“絨毯ギャラリー”は、日本最大級のコレクションを誇るお店。スタッフが現地を訪れ直接工房から買い付けた膨大な数のペルシャ絨毯が飾られています(その数4000～5000枚とも言われているそう・・)。

圧倒的な品揃えに加えデザインや色合いなど日本人の好みに合わせた逸品が並ぶことから、全国各地の絨毯ファンがここに足を運んでくるそうです。

こちらはペルシャ絨毯のコーナー。

何千万円もする品が普通に並んでいてビックリ。

繊細に織られたシルクは、ずっと撫でていたくなるようなうっとりする手触りでした。

私が欲しいと思っている「ギャッベ」はペルシャ絨毯の一種。「ギャッベ」はイランの遊牧民カシュガイ族が、ひとつひとつ丁寧に、手紡ぎ・草木染・手織りで作る物のことを指します。創り手がそれぞれ独自の感性を頼りに織りあげる物なので世界にひとつとして同じものは存在しません。

高い技術と品質で世界的な評価を受けているギャッベのトップブランド「ZOLLANVARI社」。“絨毯ギャラリー”はその日本総代理店なので、アーティスティックなギャッベの数においては他を圧倒しています。

ここに並ぶギャッベは全て1点物だから、出合いは正に一期一会。我が家にどんな子をお迎えしよう？沢山あったらあったで悩みますね・・。

丸い形は、織る工程で無駄になる部分がたくさん出るので珍しいそう。大きい方のラグを玄関に敷きたい！

これは中近東の遊牧民が用いる暮らしの道具で “キリム”と呼ばれる平織りの敷物。

「シルクロード絨毯ミュージアム」

絨毯ギャラリーの向かいには、絨毯の歴史を学べる「シルクロード絨毯ミュージアム」(入場無料)が併設されています。『こちらで様々な知識を得た上で絨毯ギャラリーの方に行っていただければ、より興味深く自分好みの商品を選んでいただけると思います』。

こちらでは、あまり目にすることのない貴重なアンティーク絨毯を鑑賞することができます。

貴重な絨毯の数々は、創業者が40年以上かけて現地で集めてきた物だそう。

靴を脱いで入るので、足の裏からフワフワとかゴワゴワとか踏んだ時の感触が伝わって来ます。座ったり寝転んでもOKのようですよ！

この子はだぁれ？と思ったら、イランで大ヒットしたNHK朝ドラの“おしん”ちゃんなのだそうです！

織り機も展示されていました。途中まで織られているので、細かい仕事の様子がわかりますね。
また、同じフロアにはシルクロードにまつわる貴重な民族衣装や装飾品が飾られたお部屋もありました。