こんにちは!ドライブが大好きなオハラです。我が家からのんびり1時間程で行ける丹波篠山はお気に入りのドライブコース。山あり川あり田んぼありの風景にも癒されるし、美味しいお蕎麦屋さんが多いのも大きな魅力!今回は丹波篠山にある石臼挽き手打ち十割そばの店夛左ヱ門(たざえもん) をご紹介します。
夛左ヱ門(たざえもん) は、篠山城近くの西岡屋という集落内にあります。国道から狭い道に入ってたんぼの横を通り、道を間違えたのでは・・?と少々不安になる頃に目の前に十割蕎麦ののぼりが現れます。
その道の奥にお店があり、車が5~6台停められるスペースがあります。
お蕎麦とジャズを愛する店主さんが、蔵を改装して作ったお店なのだそう。
店内に入ると最初に目に飛び込んでくるのが年代物のオーディオ機器。かすかにジャズのBGMも聴こえてきます。
吹き抜けの天井に太い梁、そしてボンボン時計。店主のこだわり屋さん気質があちこちから伝わってくるような感じがします。
夛左ヱ門では、福井県在来種の玄蕎麦の実を使った、手打ち・石臼挽き自家製粉の十割そばが食べられます。蕎麦の実を殻のまま挽く“挽きぐるみ”という方法で製粉しているので、蕎麦特有の際立つ香りや風味を楽しむことができます。昼のメニューはシンプルに4種類のみ。
店主が“手打ち”と“しめかた”にこだわっているという『角が立つ蕎麦』。そばつゆで食べる前にひと口、淡路島の藻塩で召し上がって下さいとおっしゃいました。そば切り(ざるそば)の大盛り(+500円)を食べた我が夫曰く、蕎麦は十割だけどスルッとのど越し爽やかで、塩で食べると香りがとても引き立ったそうです。
私が注文したのは、とろとろの山かけそば。そばつゆは、利尻昆布の出汁の甘みが効いたいいお味でした。最後の蕎麦湯もたっぷり用意してもらえて大満足!
改めて店内を見てみましょう。テーブルの周りには暖炉、グランドピアノ、ギター・・気になる物がいっぱいあります。
立派なドラムセットもあり、休日の夜にはジャズライブが行われることもあるそう。お蕎麦を食べながらジャズを楽しむ・・粋な大人の時間という感じでいいですね~♪
真空管アンプにコイル!これは店主さん手作りのスピーカーキットなのかな?私が小学生の頃オーディオマニアのいとこの部屋に行ったらこういうのがいっぱい並んでた~昭和の時代が懐かしい!
カメラやビデオテープが並ぶ棚もありました。
こちらは店主さんが夛左ヱ門の看板娘と呼ぶ、1970年製のジュークボックスRock-Ola443。ジュークボックスと言うのは4~50年前のレコード全盛期に大流行した、大勢で聞くステレオのような機械。中にドーナツ盤と呼ばれる小さなレコードが沢山入ってて、コインを入れてボタンを押すと好きな曲が流れるようになっています。
お店の方に声を掛ければ無料で2曲聴かせてもらえます!・・ただ、年代物なので“運が良ければ聴ける”ってことのようですけど。ジュークボックスって子どもの頃すごく触ってみたかったから嬉しい!
1960~70年代の洋楽を中心に50枚のレコードが中に入っていて、A面B面計100曲の中から好きな曲を選ぶことができます。う~ん何にしよう・・やっぱりここはノスタルジックに浸れる曲がいいかな。
ということで、私が選んだ曲はカスケーズの“悲しき雨音”とビリージョエル“素顔のままで”。わぁ!鳴った!ラッキー♪“悲しき雨音”の始まりの雷鳴の音が迫力~!
お蕎麦を味わうだけでなく、素敵な音楽も楽しめる夛左ヱ門。丹波篠山の城下町を散策する時には少し足を伸ばしてぜひ行ってみて下さいね!
店舗詳細
住所:丹波篠山市西岡屋209‐3
電話番号:079-552-3989
定休日:火曜日
営業時間:11時30分~14時半
駐車場:店の前に5台、他にも数台分あり
トムコdeレッスン
講習場所:トムコ西鈴蘭台店(神戸市北区南五葉1-6)
講習申込み・問い合わせ先:080‐4929‐3837 (平日9時半~15時半、土・日・祝休み)
※つながらない場合は0120‐86‐1870(平日9時~17時、土・日・祝休み)
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小原 由美
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