四季折々に咲く草花を描き、コメントを添える「のはらからのたより」~心あたたまるメッセージをあなたに!
※ブログの最後にお知らせがあります。
ひよどりじょうご(鵯上戸) Solanum lyratum
ナス科ナス属 多年草
《文中より抜粋》
夏から秋にかけて野山でよく見られる多年草。茎をつる状にのばしながら葉柄で木の幹や枝などにからまる。
晩秋に葉が落ちても果実は残りいつまでも美しい。
花と緑の果実と赤い果実と全部そろっている枝をはじめて見る。ほとんどは果実が赤く熟してからしか気づきませんでした。
5つに裂けた白い花びらは開花後は全部後ろへ反る。
葉は互生につくが花枝は葉と対生について実をつける。赤い液果。小さいホオズキの感じ。
ヒヨドリが好んで食べるからこの名がついたようですが、ホントウかどうか見たいものです。
《ラディッシュ企画編集室より》
熟した果実にヒヨドリが群がって食べる様子が、酒に酔った人たちが騒ぐ様子に似ているというのが「ひよどりじょうご」という名前の由来なんだとか。植物の名前って本当に面白いですね。
作者 浜口のぞみさん 神戸市在住
「草花の名前の由来や特質、花や実を食べる鳥や虫のこと…。環境や自然、歴史など、絵を描きながら連鎖的に様々な分野のことがわかってくるところが面白いです」。『のはらからのたより』と題する手描きの植物画は2000年から20年間(株)トムコが発行する情報紙に連載されました。
《浜口さんの植物観察写真》2024年9月神戸市北区にて撮影
(写真上)左からツユクサ、ナミアゲハ、オクラの花
(写真下)左からナツズイセン、モンシロチョウ、クヌギ
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田嶋 直子
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