【明石/おでかけ】柿本神社~境内からの景色は絶景!~

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こんにちは。ラディッシュ企画編集室のイマイです。みなさん、初詣にはもう参られましたか?今回は、パワースポットとしても有名な兵庫県明石市の柿本(かきのもと)神社をご紹介します。建立から400年以上たった今でも参拝客でにぎわい、地元の方々からは親しみを込めて「人丸(ひとまる)さん」と呼ばれています。

柿本神社:元和6年(1620年)建立

万葉集、古今集など合わせて400首以上もの和歌を詠んだ歌人 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)をご祭神とする柿本神社。「天離(あまざか)る 夷(ひな)の長通(ながち)ゆ 恋ひ来れば 明石の門(と)より 大和島見ゆ」など明石で詠まれた歌もあり、明石城主であった小笠原忠政公が人麻呂公を歌聖として大変崇敬し、縁深いこの地にお祀りされたそう。

学問の神様として有名ですが、妻に捧げた歌が多くあり非常に愛妻家であったことから夫婦和合の神としても祀られています。また、人麻呂公は人々から「ひとまるさん」と親しみを込めて呼ばれた為、「ひ(火)と(止)まる」と、防火の神としても信仰されているんだそう。もちろん、万葉歌人の柿本人麻呂にあやかり、和歌の上達を願う方も多いようですよ。

いざ柿本神社へ

今回、私は【亀の水】がある西側の鳥居から柿本神社へ向かいました。

鳥居をくぐる前、向かって右手にあるのが【亀の水】。人丸山から湧き出る霊泉が亀の口から流れ出ているのですが、長寿の水とも呼ばれています。地元では、ペットボトルやポリタンクを抱えて亀の水を求めに来る人が絶えないそうですよ。

鳥居をくぐり、階段を登っていくと標識が出てくるので迷う心配がなく安心です。

明石天文科学館を右手に見ながら、さらに登ると立派な神門が出迎えてくれます。

手水舎

神門をくぐると、右手に手水があります。柿本神社の手水舎には龍ではなくやはり亀がいました。

本殿

とてもきれいに手入れされた社殿です。左手には絵馬が沢山かけてありました。

御神木 筆柿

人麻呂公が石見国(現在の島根県)から奈良の都に帰る途中、明石の地に立ち寄って植えたとされる御神木 筆柿の木。秋になると筆の穂先に似た小さな実がたくさん実り、その実を身籠った婦人が大切に持っていれば、安産になると言われています。

盲杖桜

昔、築紫国(現在の福岡県)から参拝しに来た目の不自由な方が、「ほのぼのと まこと明石の 神なれば 我にも見せよ 人丸の塚」と詠んだところ、たちまち両眼が見えるように。必要のなくなった杖(盲杖)を奉納すると、その杖が桜の木になったという伝説がある盲杖桜。

亀の碑(柿本人麻呂の顕彰碑)

亀の碑に書かれているのは、柿本人麻呂の伝記。1712文字の漢文を一息に読みきれば台座の亀が動くそうですよ。【亀の水】も【手水舎】の亀も、この柿本人麻呂の顕彰碑の台座に亀が使用されていることに因んでいるそう。

五社稲荷神社

朱い鳥居の奥には狛狐が。農耕・商業・衣食住の神様が祀られている柿本神社の末社です。

社務所

社務所には、お守りやおみくじなどがあります。御朱印もここでいただきます。

柿本神社からの絶景

柿本神社の神門前から瀬戸内海と淡路島、明石海峡大橋を望む景色は絶景です!

少し視線を右に移せば、明石天文科学館の塔。そして、その手前には子午線標準柱(トンボの標識)を見ることができます。これは、SF漫画作家の松本零士さんが幼少期に見て宇宙に興味を持つきっかけとなった標識として有名です。

まとめ

400年もの歴史ある古い神社ですが、とても手入れされていて綺麗でした。初詣やお宮参り、七五三など多くの方に親しまれている柿本神社。駐車場もあり、電車からのアクセスもよいので是非一度お参りに足を運んでみてください。

柿本神社

住所:明石市人丸町1-26
最寄り駅:JR明石駅、山陽人丸前駅
駐車場:有
TEL:078-911-3930
時間:9:00~17:00
定休日:なし

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今井令子

トムコ垂水・西神店ラディッシュ企画編集室の今井です。小学生の男の子と女の子と2匹のワンコのため色々ハンドメイドするのが趣味です。人にできて自分に出来ないわけがない!と、やりたいと思ったらすぐ実践してしまうので、やって良かったこと、やっぱり無理だったことを皆さんにお伝えできれば嬉しいです。
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