こんにちは。春の陽気にウキウキ、週末はどこに出かけようかな・・・なんてウズウズしているラディッシュ企画編集室の川波です。JR福知山線の廃線敷が一般開放されていて、良いハイキングルートと聞いたので家族で行ってきました。景色も良く、大人も子どもも楽しめたので紹介しますね。
廃線敷って?
兵庫県の尼崎駅から宝塚・三田・篠山口を経由して京都府の福知山まで走るJR福知山線。1970年以降三田の開発が盛んになったことで、福知山線の電化と複線化が急務になりました。しかし、生瀬~三田間の山間部は武庫川渓谷に沿って走っており地形的に複線化が難しかった為、1986年に新線に切り替えられました。廃線となった後も撤去される事なく残っていた旧線が整備され、2016年自己責任を原則に一部がハイキングコースとして一般開放されました。以降生瀬駅~武田尾駅間の全長4.7kmのこのコースは春には桜、秋には紅葉と関西で人気のハイキングコースになっています。
JR生瀬駅からいざ出発!
ルートを調べてみると、生瀬駅をスタートして武田尾駅に歩く方がやや下り坂なのでオススメとの事。口コミ通り生瀬駅からスタートします。生瀬駅で廃線敷マップをゲット!割と一本道なので方向音痴な私でも迷わず済みそうです。生瀬駅から出て右へ少し歩くと国道176号線へ。歩道が段々狭くなっていくので1列になって歩きます。そして割と交通量多いです(写真からは伝わりませんが・・・・)中国自動車道の高架をくぐると看板が!この看板の近くに仮設のトイレがあってここを過ぎたら廃線敷内にはトイレはありません。ちなみにお店も自動販売機もないので事前にご用意下さい。
案内看板の矢印に沿って進むと入口です。生瀬駅から15分位かかりました。右側に武庫川渓谷の絶景を見ながらまくら木の残る道をひたすら歩きます。道の脇にはまくら木の山!真ん中に立ってる子の身長は120cmです。思ってたより大きいまくら木に驚きです!道中大小6つのトンネルをくぐります。トンネルの中は真っ暗なので懐中電灯かヘッドライトが必須です。気分はすっかり探検家!3つ目のトンネルを抜けるとフォトスポット!レトロな橋梁です。川沿いにはちょくちょくベンチがあり、軽食を食べたり休憩をしたりしながら進みます。川の近くまで降りられるポイントも。休憩したり川で遊んだりしつつ2時間30分後、廃線敷を抜けました。武田尾駅まで650m。あと一息!!人だかりができている場所は畑熊商店。旬の食材を使った田舎料理やソフトクリームなどの甘味を味わえます。ここでちょいとエネルギー補給!
ここから武田尾駅への道を歩いていると途中で温泉のゲートを発見!今回は寄ってませんが、この先には温泉や足湯があるんだそう。のどか~な道を歩く事約10分。武田尾駅に到着!無人駅で駅全体がすっぽりトンネルの中に入っているような作りになっています。そろそろ始まる行楽シーズン。どこに行こうか迷ってる方、廃線敷ウォークに行ってみてください。安近短でお勧めですよ。
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