100均ストローで北欧生まれの 光のモビー ル 【ヒンメリ】を作ってみた!

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ラディッシュ企画編集室クニマツです。クリスマス飾りに彩られた街を歩きながら「今年もあとちょっとだなー」と実感する今日この頃。みなさんはフィンランドの伝統工芸【ヒンメリ】をご存知ですか?【ヒンメリ】はクリスマスのインテリアとしても親しまれ、「幸運のお守り」「光のモビール」とも呼ばれているそうです。今回はこの季節にぴったりなクラフトを100均材料で簡単に作る方法をご紹介しますね。

ヒンメリって?

収穫し終わった麦の茎を糸で繋いで多面体を作り、それを更に繋ぎ合わせて作る美しいモビールです。ヒンメリは北欧のフィンランドに古くから伝わる伝統工芸で、人々は食卓や窓辺に飾り翌年の豊作や家族の健康を祈ってきました。ライ麦と稲の違いはあるけれど、なんだか日本の「しめ縄」に似ていますね。そう思うとすごく親近感が沸いてきます。

ヒンメリの作り方

ヒンメリの材料はライ麦の茎ですが、日本ではなかなか手に入りません。細いストローで代用できるのでは・・・と思い100均に行ってみたら、いろんなタイプのものがありました。

基本の形「正八面体」の作り方

《材料》
10cmのストロー 12本、タコ糸 160cm(ストローの合計の長さプラス30~40cm)、タコ糸 20cm、長めの針

《作り方》
1. 160cmのタコ糸にストローを3本通します。
2. 三角形にしたら、糸の端を15cm残して両端を結びます。

3. 長い方の糸に2本のストローを通して三角形を作り、糸を結びます。

4. 同じように繰り返し、11本のストローで5個の三角形を作ります。

5. 長い方の糸に12本目のストローを通します。そして15cm残しておいた糸と長い糸をしっかりと結びます。

6. 最後に三角の角2ヶ所を別に用意した20cmのタコ糸で結べば、正八面体の完成です。

「八面体」の作り方

《材料》
8cmのストロー 8本、4cmのストロー 4本、タコ糸 120cm

《作り方》
あるサイトで八面体の展開図をみつけたので、それを見ながら作ってみましょう。

番号に従って糸を通し、角を結ぶ作業を繰り返していきます。

展開図の通りに出来上がったら、始めに残した短い糸と長い糸を結びます。

角と角を別の糸(10cmほど)で結べば八面体の完成です。

モビール作り

四面体、十面体、星型・・・大小様々なヒンメリが出来上がったら、今度は繋ぎ合わせてモビールを作ってみましょう。どれとどれを組み合わせるか考えるのも楽しい作業。

2つ重ねた入れ子のヒンメリも素敵!

糸の色を変えると、また違った雰囲気に!

まとめ

風に揺らぐヒンメリは見ているだけで心が和みます。部屋の灯かりに照らされて、壁や天井に写る影も神秘的!
複雑な形のヒンメリにチャレンジして、今度はストローではなく本物のライ麦の茎で複雑な形のヒンメリにチャレンジしたいと思います。

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国松恭子

山形県出身。 2000年からラディッシュ新聞企画編集室でお客様作りに励んでおります。 趣味はシルバーアクセサリーやレザークラフト、帯バッグ、ボタンのネックレス....。古い帯や着物のを見ると「何か素敵なものに再生できないかなー?」と手が動いてしまいます。 会社でイベントがある時はカッターナイフを手に段ボールをリメイク! 愛犬のジャックラッセル「アルちゃん」が癒し。
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