四季折々に咲く草花を描き、コメントを添える「のはらからのたより」~心あたたまるメッセージをあなたに!
あきちょうじ(秋丁子)Isodon longitubus
別名:キリツボ シソ科ヤマハッカ属 多年草 花期:9~10月
9月~10月。高さは見た感じ70~80㎝。しそ科なので茎は方形。葉はさわるとあったかい。
花の名は秋に咲く丁字形の花といういみ。関西から西に多い。
雨が多い10月のはじめ。毎年見ているこの花のことが気になっていた。傘をさして見に行く。やはり花は最盛期を過ぎていた。花が沢山落ちてがくだけが残っているものも多い。ところどころ群れになっている。地下茎で増えるよう。この道で大好きな花のひとつ。兵庫カントリー道 09.10.6
《ラディッシュ企画編集室より》
冬、氷点下になると茎の中の水が茎の途中から染み出し外気に触れて凍るのだとか。すると氷の花(霜柱)を咲かせるそうです。秋と冬、全く違う花が楽しめるなんて素敵ですね。
作者 浜口のぞみさん 神戸市在住
「草花の名前の由来や特質、花や実を食べる鳥や虫のこと…。環境や自然、歴史など、絵を描きながら連鎖的に様々な分野のことがわかってくるところが面白いです」。『のはらからのたより』と題する手描きの植物画は2000年から20年間(株)トムコが発行する情報紙に連載されました。
《浜口さんの植物観察写真》 2022年10月 神戸市北区にて撮影写真上:左からヒヨドリバナ イヌサフラン シロバナホトトギス
写真下:左からタイワンホトトギス シオン 紅葉したヒメツルソバ
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田嶋 直子
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