店内に一歩入ると厨房から広東語が聞こえてきて、まるでそこは香港!神戸元町にある老舗の中華料理店“香港茶楼(ほんこんちゃろう)”をご紹介します。
香港茶楼HPより
神戸で中華というと南京町が有名ですが、このお店はそこから少し離れたトアウエストの一角、JR線高架の北側の通りにあります。セブンイレブンが入ったビルの、2階フロア全部が “香港茶楼”。入口が2ヶ所あり、ビル西側は階段、JRの高架に面した入口はエレベーターで上がるようになっています。
私の一番のオススメは、リーズナブルなお値段で本格広東料理が楽しめる“飲茶ミニコース(一人前1650円 (税込))”です。
最初に運ばれてくるのは、小さなセイロに入った4種の蒸し物。豚肉焼売・牛肉焼売・海老餃子・海老といんげんの水晶餃子・・熱々もちもちの中にそれぞれの素材の味を感じます。
お次は、大根餅・春巻き・ゴマ団子・鶏と海老の五目餅、そして海老の腸粉。
一緒に行った友人が「香港で食べた味にやっと出会えた~!」と感激していたのが“腸粉”。米粉でできたもっちりした皮の中に海老などが入っていて、香港では朝食などでよく食べられる定番料理です(名前の由来は見た目が豚の腸に似ているから)。お店の方によると数ある神戸の中華料理店の中でも、本格的な“腸粉”を提供しているお店は少ないのだそう。
最後のひと品は炒飯か、餡かけ焼きそばから選べます。私は友人とそれぞれシェアしました。焼きそばの写真は撮り忘れてしまいましたが、海老、青梗菜、白菜、きくらげ、ふくろ茸、ヤングコーンなど具がいっぱい入った餡がかかり、食べごたえがありました!計10品でお腹いっぱい!コスパ抜群!
ゆ~っくりしたテンポで飲茶を運ぶおばあちゃんと、のんびりとレジを守るおじいちゃん。(レジの横には谷村新司さんなど有名人が訪問した時の写真がいっぱい!) 戦後、このお二人が香港から渡ってきて『香港茶楼』を開き、今は息子さん夫婦が経営を引き継いでおられるそうです。家族経営ならではのおおらかな温かい空気と広東語が飛び交う活気に満ちた『香港茶楼』。皆さんぜひ本場の味を食べに訪れてみて下さい!
香港茶楼HPより
香港茶楼
住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通3-2-3 ニューグランドビル2F
電話:078-391-5454
営業時間:11:30~15:00 17:00~21:00 (L.O.20:30)
定休日:水曜日
HP:https://www.hk-charo.com/
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Radish STYLE編集部
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