四季折々に咲く草花を描き、コメントを添える「のはらからのたより」~心あたたまるメッセージをあなたに!
たまごたけ(卵茸) Amanita caesareoides
別名:オオベニタケ ハラタケ目テングタケ科 夏~秋
《文中より抜粋》
食用になる赤いキノコ。猛毒のベニテングダケとの違いを知る必要がある。描いている間に傘が少しずつ開く。茎も伸びる。翌日には完全に傘になる。ヘリの赤いすじ、卵のような袋が特徴のひとつ。
夕方、ポポの散歩で白いたまごのカラのようなものから顔を出したばかりのきのこに出合う。昼間にネムの花咲く義経の相談ヶ辻を歩き、このキノコのことが話題に出たばかりだった。より添うようなこの姿に思わず足をとめる。誰もこれが食用になるとは思わないだろう。いえ、むしろ赤い色に毒があると思われている。もし食べるとしたら確信がない限りやめた方が良い。あるいはキノコの専門家にたずねるとか。
実は、私はおいしく夕食にいただく。翌日に開いた2本のキノコの下の白いたまご以外を形よく切ってニラと炒めた。色がきれい、食感なめらか。ビールにピッタリ合いました。絵を描いてその後で食べて何てしあわせ!!
《ラディッシュ企画編集室より》
食用と言われても真っ赤なキノコを食べるのは勇気がいりますね。毒性のある赤いキノコもあるので食べる時は必ず確認を!!
作者 浜口のぞみさん 神戸市在住
「草花の名前の由来や特質、花や実を食べる鳥や虫のこと…。環境や自然、歴史など、絵を描きながら連鎖的に様々な分野のことがわかってくるところが面白いです」。『のはらからのたより』と題する手描きの植物画は2000年から20年間(株)トムコが発行する情報紙に連載されました。
《浜口さんの植物観察写真》2022年7月神戸市北区にて撮影
《写真上》左:ヤブカンゾウ 右:ギボウシ
《写真下》左:ビナンカズラ 中:ノラニンジン(別名:アン王女のレース) 右:キツリフネ
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Radish STYLE編集部
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