四季折々に咲く草花を描き、コメントを添える「のはらからのたより」~心あたたまるメッセージをあなたに!
むらさきけまん(紫華鬘) Corydalis incisa
別名:ヤブケマン ケシ科キケマン属 越年草 花期:4~6月 20~50㎝
《文中より抜粋》
けまんとは、もともと花を糸で通した飾り。ハワイのレイのようなもの。似ていてむらさきの花。そこから名がつく。うす暗い藪に多い。高さ20~50㎝ 茎は直立。
全体になよなよしたやわらかい草。葉はウスバシロチョウの食草になるそうです。ウスバシロチョウは、モンシロチョウの仲間に近いそうです。ウスバシロチョウを見たい!花を少し拡大。上下2枚合わさって中で左右2枚の合計4枚の細長い花びら。え~!!知らなかった。上の花びらの後部が袋状の距になる。花の名前さえ知っていたらそれでわかっているつもりは大まちがい!!今までホトケノザの花のように筒状になっていると思い込んでいた。大ショックを受ける!!
植物園近く狼谷にて。
《ラディッシュ企画編集室より》
果実が熟すと皮がパチンっと弾けて黒い種子が飛び出して面白いのだとか。茎を傷つけると悪臭がするらしいので気をつけて!
作者 浜口のぞみさん 神戸市在住
「草花の名前の由来や特質、花や実を食べる鳥や虫のこと…。環境や自然、歴史など、絵を描きながら連鎖的に様々な分野のことがわかってくるところが面白いです」。『のはらからのたより』と題する手描きの植物画は2000年から20年間(株)トムコが発行する情報紙に連載されました。
《浜口さんの植物観察写真》《2022年の桜》左上:泉台のトンネル 右上:王子公園 左下:生田川 右下:筑紫が丘公園
上左:アケビ 上右:ペチコートスイセン 下左:キュウリグサ 下中:ショウジョウバカマ 下右:エリナカスケード
Radish STYLE編集部
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