四季折々に咲く草花を描き、コメントを添える「のはらからのたより」~心あたたまるメッセージをあなたに!
からすうり(烏瓜) Trichosanthes cucumeroides
(別名:たまずさ[玉章])ウリ科カラスウリ属 ツル性多年草 花期:7~9月
《文中より抜粋》
赤い果実ができる頃は、葉は枯れたまま残る。葉を無理矢理広げてみる。中の種子はカマキリの顔のよう。花は7月~8月。夜に咲き朝しぼむ。キカラスウリの花は、昼間でも見られるがこの花はなかなか見られない。花を昔々鹿児島の桜島が見える台地ではじめて見た時はおどろいた!!
10月の末、トムコさんの鞆ノ浦バスツアーに参加する。途中で五重の搭が立派な明王院に立ち寄る。からすうりが見事にまきついていた大木があり少し頂いてきました。白い花のまわりはレース状に広がる。何てふしぎな花なんでしょう。最近、近辺でこの果実を全く見なくなった。どうしてかな・・・。2010.12.7記
《ラディッシュ企画編集室より》
苦みがある果実は食用に向かないことから「カラスしか食べない」という意味でカラスウリと名付けられたといわれています。また、「枯らす瓜」が転じて「カラスウリ」になったという説も、、、。赤い果実は鑑賞するだけにした方がいいみたいですよ。
作者 浜口のぞみさん 神戸市在住
「草花の名前の由来や特質、花や実を食べる鳥や虫のこと…。環境や自然、歴史など、絵を描きながら連鎖的に様々な分野のことがわかってくるところが面白いです」。『のはらからのたより』と題する手描きの植物画は2000年から20年間(株)トムコが発行する情報紙に連載されました。
《浜口さんの植物観察写真》2021年初秋 神戸市北区にて撮影上左:ムラサキカッコウアザミ 上右:キンエノコロ
下左:ミズヒキ(赤) 下右:ミズヒキ(白)
Radish STYLE編集部
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