こんにちは。今年一番の寒波が訪れた週初め、炬燵から離れられなかったラディッシュ企画編集室のタジマです。これからまだまだ寒さは続きそうですが〝心がほっこり温かくなる”そんな写真展に足を運んでみてはいかがでしょう。只今西鈴蘭台店では「小さないのちのフォトグラフ」を開催中。14歳の少女Chioriが撮影したひとつ一つの作品から動物への愛が溢れています。彼女が写真を撮るようになったいきさつと展示されている作品をいくつかご紹介させていただきます。
目次
- 始まりは公園から・・・
- 撮影で心掛けているのは?
- 将来の夢
- まとめ
始まりは公園から・・・
Chioriは赤ちゃんの時から動物園や水族館へ行く機会が多く、歩きはじめた頃には動物に高い関心を持つようになっていました。また、幼稚園に入園してからは祖父と一緒に公園へ行くのが日課に。夕方になるとその公園には様々な種類の犬が集まり、一見ドッグラン?と勘違いしてしまうほど犬も飼い主も楽しそうに過ごしていました。小学校を卒業するまでほぼ毎日のように通い続け、知り合った犬友達は30匹以上。今では多くのワンちゃんが天国に旅立ってしまいましたが、この交流が動物を深く愛するChioriの原点になったのではないでしょうか。いつもそばにいたいという思いから犬や猫だけでなく動物園や水族館など行った先々で熱心にシャッターを切るように、、、。始めはブレている写真も多かったのですが、高学年になると水中の生物まできれいに撮影できるようになりました。
お乳をあげながら子どもにもたれて休んでいるお母さんカンガルー
撮影で心掛けているのは?
一番気をつけているのは被写体の目線にあわせた撮影です。幼い頃は背が低かったので苦労することはなかったようですが、身長が伸びた今、地面すれすれにカメラを設置。レンズをのぞかずに撮ることも。また、水族館では水槽のガラス面に通行人が反射するので、自分の体で照明を遮断。生き物がその影の中に移動してくるのをひたすら待ちフレームにおさめると被写体だけをキャッチできるのだそうです。犬や猫の場合、レンズを怖がる子もいるので、まずふれあいながらリラックスした瞬間を狙ってパシャリ!人に慣れていない野良猫でさえ自然な表情をとらえています。
地面すれすれにカメラを設置して撮ったワオキツネザル左手に猫じゃらしを持って遊びながら右手で撮影した野良猫たち
将来の夢
野良猫や迷い犬の保護に力を注ぐ叔母の影響を受け、現在は保護犬を引き取り可愛がっています。また、捨て猫を見つけると近所の家を一軒一軒まわり飼ってくれる人を探すなど動物に関することには特に積極的になれるようです。将来の夢はカメラマン?と思いきや「写真では生活ができそうにないから今は動物看護師になりたい!!」とか。趣味として写真はこれからも続けていきたいそうです。犬に間違えられるキタキツネ(北海道のキタキツネ牧場)
まとめ
ご紹介したフォトグラファーのChioriですが、実は私の娘なんです。我が子の写真を紹介するのは少し気恥ずかしいのですが、作品を見たラディッシュ企画編集室の仲間が「面白い!」と言ってくれた言葉をきっかけに、おこがましくも写真展を開催させていただきました。写真の勉強をしたわけではないので技術的に未熟なところもありますが、作品には「好き」という気持ちが溢れているのではないかと思います。もし西鈴蘭台店の前を通られることがありましたら気楽にお立ち寄りいただけると嬉しいです。昼寝中の野良猫 近寄ると逃げるので望遠で撮影(Chiori一番のお気に入り)
ギャラリー
「小さないのちのフォトグラフ」Chioriの動物写真展
2月28日(火)まで開催中
トムコ西鈴蘭台店
兵庫県神戸市北区南五葉1-6
TEL:078-591-1871
月~土曜日:9時~18時 日曜・祝日:9時~17時
田嶋 直子
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