かご、陶器、ガラス食器・・ちょっとレトロな雰囲気を漂わせる小物が大好きなオハラです。今回は、歴史ある城下町、丹波篠山周辺にあるオススメの雑貨&インテリアの店5選をご紹介します!
ハイセンスなセレクトショップ archipelago (アーキペラゴ)
私がまずご紹介したいのが、JR福知山線 古市駅すぐの場所にある “archipelago アーキペラゴ ”。
丹波篠山ののどかな風景の中に溶け込む元JAの穀物倉庫。しかしその扉の奥には・・・
とびきりハイセンスな空間が広がっています。
凛とした雰囲気の中、オーナーご夫妻がセレクトした生活道具や作家物の器、オブジェ、洋服、本などが美しくディスプレイされています。どこかふぅわりとした空気が店内に漂っているのは、優しげな佇まいのお二人が営んでいるからかな。
プレゼント包装をお願いすると、包みにそっと小花が一輪添えられていました。オーナーさんの「モノを売っているけどモノを介したコミュニケーションがあるお店でいたい」という思いが伝わってきて感激。
archipelago (アーキペラゴ)
兵庫県丹波篠山市古市193−1 TEL :079‐595‐1071 営業時間:11~17時 定休日:火・水・木 駐車場:あり
ホームページ
木の器 漆器 木製家具の店 居七十七 (いなとな)
国道176号線の大きな通りから一本入った田舎道にポツンとある 木工の店 “居七十七(いなとな)” さん。昔は煙草屋さんだったのかなと思わせる店構え。それがそのまま残っているのが素朴で素敵です。
店内には木工作家のご主人が作った、お皿やお椀など日用品がずらり。使われている木材は、主にケヤキ材で、ひとつひとつ大きな木から伐り出して丁寧に作られています。
ひとつとして同じ表情がない美しい木目。器は、その素地感を生かしながら漆で染められているので耐水性・吸湿性があります。「油物の料理にもガンガン使ってもらって大丈夫ですよ」とご主人が教えて下さったので、私は唐揚げや天ぷらにもガンガン使っています。ほんと、シミにならないんですよね~。居七十七さんのお皿が食卓に乗るだけで見映えがするし、使い勝手もいいし、手入れの手間もいらないし、言うことなし!
少し照れながら写真撮影に応じて下さったオーナーご夫妻。店内奥には蔵を改装した喫茶室があり、奥様手作りのタルトやこだわりの珈琲でくつろぐことができます(感染症対策のため、喫茶室のみ当面休止中)
使ううちに段々と味わいを増していく木製品。長く大切にしたくなるモノに出会えるお店です。
居七十七 (いなとな)
丹波篠山市大山上517 TEL:079‐506‐0343 営業時間:12~17時 定休日:木・金・土 駐車場:4台あり
ホームページ Instagram
器と暮らしの道具 ハクトヤ
丹波篠山中心部にある雑貨屋さんとして、もう誰もが知る“ハクトヤ”さん。
今はなかなか海外に買い付けに行けなくて・・とオーナーさんはおっしゃっていましたが、行く度にいろんな作家さんの展示が開かれていたり、新着の商品が並んでいるので、いつ行っても毎回新鮮な気分で楽しめます。
ハクトヤさんから我が家にお迎えしたのは、アンティークのガラスの一輪挿し、作家物のそばちょこ、染めの手ぬぐい、木のスプーン・・。立ち寄る度に愛すべき物がひとつずつ増えていく幸せ。
東洋から西洋の物まで絶妙なバランスで並べられた圧倒的な数の小物達。全てに統一感が感じられるのは、ひとえにオーナーさんのセンスなのでしょう。
ハクトヤ
丹波篠山市河原町121‐1 TEL:079‐552‐7522 営業時間:11~18時 定休日:木 駐車場:あり
Instagram
アジアン雑貨が並ぶ荒物屋さん「青木百貨」
篠山城付近を訪れたら、ぜひ覗いて欲しいのがここ “青木百貨”。店頭にはポリバケツやほうきが並び、一見すると昭和の香り漂う荒物屋さんです。
もちろん店内もタイムスリップしたような昭和の商品が満載!
でもよ~く見ると、バリ島の民芸品として女子に人気のアタバッグが!しかも種類豊富!
ベトナム製のフード付きのかごは、青木百貨のイチオシ商品のよう。野菜を干したり、パンを入れたり、我が家でもとても重宝しています。
昔懐かしいブリキのお弁当箱や、チープ感がかわいいプラスチックの家庭用品など、時が止まったままのような店内を、宝探し気分で歩くのも楽しいお店です♪
店の裏にもお楽しみが!
7月~8月にかけての季節は、青木百貨の裏にあるブルーベリー園でブルーベリー摘みが体験できます!試食もOKで、100g280円。店内では同じ値段で、店長さん選りすぐりのブルーベリーを買うこともできますよ。
青木百貨
丹波篠山市二階町99 TEL:079‐552‐1100
篠山藩名士のお屋敷跡「あとりえ惠」
青木百貨から目と鼻の先にあるのが “あとりえ惠”。オーナーご夫妻の陶芸や一閑張り作品が並び、中でも陶ランプや、かわいい童人形が人気です (お人形の優しい笑顔は作り手の奥様にそっくり!)
どっしりと落ち着いた佇まいが素敵なお店は、元篠山藩の御殿医だった方のお屋敷を改装したのだそう。カフェが併設されているから、のんびりとお茶をしに訪れるのもオススメ。
あとりえ 惠
丹波篠山市乾新町174 TEL:079‐552‐3080 定休日:火・水 営業時間:10~17時
まとめ
丹波篠山にはこだわりの店主さん達が営む素敵なお店が点在しています。どんな作家さんが作った?どんな国からやって来た?何かを買う時には、ストーリーが感じられるモノを選びたい・・そう思っている方にオススメのお店ばかりです。ぜひぶらりと訪ねてみて下さいね。
小原 由美
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