家の模様替えが大好きなラディッシュ企画編集室のイマイです。今回ご紹介するのは、神戸市西区にお住まいの整理収納アドバイザーのくにみつあきこさん。アイデア満載の彼女のインスタグラムは、私にとって家事の悩みを解決してくれる救世主的存在です。
整理収納のプロとして依頼者のお宅を訪問し片付けをサポートする傍ら、講師として明石市市民講座を開催。また、ラジオ出演やサンキュ!STYLEライターなど幅広く活躍中です。
なぜ整理収納アドバイザーに?
「私、元々片付けが苦手だったんです」。2児の母であるくにみつさんは、不要となった育児グッズや洋服を手放すことなく使っていない部屋などに詰め込んでいました。「子供が成長して独立した部屋が必要になった時、物置と化した部屋のどこから手を付けていいのか分からず本当に困ったんです」。そんな中、整理収納アドバイザーという資格があることを知り受講。片付けの法則が分かると楽しくなり、気が付けば家中がキレイに。もっと知識を深めたいと1級の資格を取得し、アドバイザーとしての活動を開始しました。「整理収納の方法を学ぶことで、片付けの楽しさはもちろん自分自身を見つめ直すきっかけにもなり、他の人にも伝えたくなったんです」。
くにみつさんの整理収納法とは
「ご自分がどんな風に暮らしたいかをイメージすることが大切!」と、くにみつさんは言います。たとえば ‟家族がゆったりとくつろげるリビング” ‟手際よく料理ができるキッチン” ‟子ども自身で学校の準備ができるクローゼット” …ライフスタイルが異なれば片付け方も違ってきます。「動作・動線などを見極め、お客様の理想の暮らし方に近づける。それが私が考える整理収納です」。
インスタグラムやブログで発信
片付け方が分からず悩んでいる人が多いのに、『整理収納アドバイザー』の存在がまだまだ浸透していないのが現状。「ハードルが高い。ダメ出しや否定されたら嫌だ。と思っている方がとても多いんですよね」。
そんな方々に向けて、整理収納アドバイザーの活動を広く知ってもらいたいと、くにみつさんはインスタグラムやブログでの発信に力を注いでいます。彼女のアドバイスは、肩肘張らずに取り組むことが出来るものばかり。
子どもが片づけてくれない!と悩んでいる方に向けて、子どもが自ら片付けたくなるようなポイントを単純明快に解説。
時には動画も配信。
そして、思わず「確かにそうだ・・・」と考えさせられる言葉も。元々片付けが苦手だったくにみつさんだからこその‟刺さる一言”ですね。
ハッと気づかされる収納のアイデアやポイントなどを短い文章でまとめているので読みやすく、片付けに悩む主婦の強い味方として人気のSNSです。
まとめ
終始和やかな雰囲気に包まれた今回の取材。私達ラディッシュスタッフの片付けに対する悩みにも、丁寧に応えて下さいました。「え!?そんな事もできないの??」と言われそうなことも、笑顔で「分かります。分かります。」と肯定してくれるくにみつさん。その上、的確なアドバイスまで。少し視点を変えるだけで暮らしやすくなるんだとスタッフ一同目からウロコでした。
整理収納とは、‟モノを減らして収納する”だけじゃなく‟理想の暮らしを考え、自分を見つめ直す”こと。難しく考え過ぎず『この先、どう暮らしていきたいか』を考えながらモノと向き合っていこうと思いました。
今井令子
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