リフォームアドバイザーの白石です。祖父母の家のお風呂は、壁のタイルに小さいながらも富士山が描いてあり、いつもそれを眺めながら湯船に浸かっていました。また近所の銭湯に行くのも祖父母の家に遊びに行ったときの小さな楽しみのひとつでした。たしか銭湯にも富士山が書いてあったような。今では銭湯も減ってしまい、ましてや自宅のお風呂に富士山が描かれているなんてことも少なく、お風呂で富士山を見る機会が減ってしまいました。そんな「お風呂に富士山」ですが、実はシステムバスでも叶う!今日はテキスタイルデザインで人気のSOU・SOUと、給湯器メーカーのノーリツがコラボしてつくったシステムバスのご紹介です。
- テーマは”ニッポンのおふろ”
- SOU・SOUが提案する和の3柄
- そもそも・・SOU・SOUとは
- まとめ
テーマは”ニッポンのおふろ”
和の魅力やおもてなしの心が見直されている昨今。「家に帰っておふろに入るとき、日本に住んでいて良かったと思える浴室をつくりたい」という気持ちから京都発のテキスタイルブランドSOU・SOUとノーリツのコラボ企画がスタート。
SOU・SOUが提案する和の3柄
「世代や性別を問わず人気で、家族がくつろぐバスルームにぴったり」というSOU・SOUの代表柄“SO・SU・U”
「日本の四季を感じる彩りで、浴室を華やかにしたい」という“菊尽くし 移ろい”
「銭湯の壁画といえば富士山。この企画のために描きおこした」という“富士山景”
の3柄。SOU・SOUのテキスタイルは、和のモチーフと日本の伝統的な色使いでありながら、大胆なスケール感によってポップな印象を与えるのが特長。その新感覚の和柄を取り入れて、“ニッポンのおふろ”のコンセプトを体現するウォールデザインが生まれました。
そもそも・・SOU・SOUとは
「新しい日本文化の創造」をコンセプトにオリジナルテキスタイルを作成し、和服から雑貨、家具にいたるまで幅広く製作、販売する京都のブランド。
京都発、新しい和の美。
「SOU・SOU」は、プロデューサーの若林氏が、脇阪氏のテキスタイルに出逢ったことから始まりました。時代に流されない普遍性と、なんとも言えない手描きの可愛らしさ、温かさのあるデザインの虜になってしまったのが「SOU・SOU」誕生のきっかけと言います。そのデザインモチーフは、見たものをただ描くというのではなく、自分のイメージから湧き出るものを描いていることが多く、実際には存在しないものもいっぱいあります。けれど誰もがどこか親しみを覚える絵柄だから、それを見る方も、自分の感性やイメージを重ね合わせて見ることができます。「日本には豊かな自然がある。移ろいゆく四季がある。そしてここ京都には、すばらしい伝統文化がある」そんな想いから、今の日本だからこそ生まれるポップなデザイン、京都で暮らしているからこそ創り出せる感性を大切に、次への時代へと続く、新しい和の美の世界を発信しています。(ノーリツHPより)
まとめ
まだまだお風呂が普及していなかったころ、赤ちゃんがいても銭湯に連れて行かないといけない。そんな時は湯上りをした赤ちゃんを受け取って身体を拭いて肌着を着せて、お母さんが出てくるまで見守ってくれる人がいたそう。今ではそんな光景を見ることも体験することもできないけれど、話を聞いているだけで心があたたまります。手入れのしやすさや気密性などを考えると、リフォームの際にはシステムバスを勧めることが多いのですが、どうしても冷たい印象になりがち。だけれど、SOU・SOUとノーリツがコラボしたこのシステムバスなら、昔懐かしい風景も楽しめる素敵な空間を演出してくれます。
★詳しくはこちら★(ノーリツHP)
また、ノーリツのHPでは、完成後のシミュレーションも自由にできます。ノーリツHappyパレットはこちらから。
白石 彩
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