おとぎの国のような「タオル美術館」~タオルとアートを融合~ 愛媛県今治市

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こんにちは、ラディッシュ企画編集室のタジマです。
外出や旅行ができず家にこもる時間が増えましたね。以前行った愛媛県の美術館は、タオルやキルトで独特の世界が創られていてなんだかワクワクが止まりませんでした。写真を見ながらちょっぴり旅行気分に浸ってもらえると嬉しいです♪愛媛県今治市といえばタオル、そして観光地といえばココ!「タオル美術館」をご存知ですか?自然豊かな山の頂上付近に悠然と立つ美術館です。近くに公共交通機関がないので車で行くのがおススメ。JR今治駅から出発して車で30分程。電車の場合、JR伊予三芳駅からタクシーを利用すれば10分程で到着するようです。5階建ての建物それぞれの階にショップがあり買い物が楽しめます。(1階:カフェやマルシェ、2階:四国の物産展、3階:タオルコレクション、4階:キャシー中島さんの作品販売とミニシアター)

夕方に到着して時間がなかったのでショップには寄らずミュージアムへまっしぐら!はじめはタオル工場の仕組みを見学します。

タオル製造工程

機織り機のような機械がズラリと並び、糸から反物のように織られていきます。タオルも他の布と同じように作られていることを初めて知りました。「タオルが日本に来たのは明治時代だそう。その頃は手織りだったのかな~?」ガッシャンガッシャンと糸を紡いでいく工程を見ながら興味深く見学しました。

ムーミンの世界へ(常設展)

工場のブースを抜けると次は「ムーミンの世界へ ~ムーミン谷へようこそ~」。懐かしい顔ぶれがずらりと並びすごく気分が上がります。タオル生地で作られた実物大?のムーミン達が今にも動き出しそう!ミニチュアのムーミン達も可愛い♡天井には青空が描かれ、まるでムーミン谷を歩いているような気分に。額に入った作品はどれもタオルとは思えない緻密な描写がされています。色彩豊かでこちらも見ごたえありますよ。額の扉を開けると絵本の世界が!子どもの頃、テレビで何気なく見ていたアニメ。「ムーミン」の正式な名前は「ムーミントロール」で、カバではなく妖精なんだそうですよ。スナフキンとミイは異父姉弟でミイがお姉ちゃんって知っていましたか?今まで気づかなかったいろんな発見があり童心に返って楽しめました♪

フォトスポットの「糸巻の壁」。糸の数がすごい!これだけの種類があるから物語の世界もリアルに表現できるんですね。こうして見ると壁も芸術作品のひとつです。「糸巻の壁」から「糸の廊下」を渡ると「キャシ―中島の世界」へと導かれます。

キャシー中島の世界(常設展)

入り口で素敵な作品たちがお出迎え。キルト展を見るのは初めてでしたが、手づくりとは思えないほど細やかなデザインばかり。しかもひとつひとつの作品のスケールの大きさといったら…面白いのが、キャシ―中島さんのデザインをモチーフにしたタオル画が一緒に並べられているんです。全く同じ柄、というわけではないのですが「タオルで作るとこんな感じ!」というのがうまく表現されていました。キャシ―中島さんがデザインしたタオルも展示されています。

くまのプーさんおひさまマーケット(企画展)

次に登場するのは「くまのプーさんおひさまマーケット」。プーさんと仲間たちのイキイキとした表情が色鮮やかに織り込まれています。楽しげな作品ばかりなので近寄ってまじまじと見入ってしまいました。超ロングなラグを発見!何メートルあるでしょうか?こんなレッドカーペットがあったらワクワクしませんか?小さなお子さまが喜びそうなフォトスポットもありますよ♪

※企画展「くまのプーさんおひさまマーケット」は2021年5月18日(火)までの展示です。

屋上庭園 ヨーロピアンガーデン

芝生と花壇を基調にした、広大でエレガントなヨーロピアンガーデン。ムーミンとその仲間たちのブロンズ像や四季折々に咲く花や果実が出迎えてくれます。静かで落ち着いた風景の中で、ゆっくりと散策をお楽しめます。BBQができるスペースもありますよ。ガーデンの奥にはハウスがあり常時1000種類の多肉植物を販売。植物たちはそれぞれ名前がついていてみんな違った表情をみせてくれます。
娘は「森の妖精」という種類を購入しました。とっても可愛いです♪

ガーデンカフェ

鑑賞のあとは、ムーミンのカップでコーヒーをいただきながらゆったりとした時間を楽しみました。優雅に庭を眺めながらのティータイム、まるでヨーロッパに行ったような気分が味わえました♪

まとめ

タオルでこんなにアートが表現できると思っていなかったので驚きとともに感動しました。見応えのある展示がいっぱいあるので大人も子どもも楽しめると思います。心置きなく旅行が楽しめるようになったらぜひ行ってみて下さいね。

タオル美術館情報

所在地:愛媛県今治市朝倉上甲293
開館時間:10時~17時30分(入館は閉館30分前まで)
TEL:0898-56-1515 FAX:0898-56-2727

 

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田嶋 直子

トムコ西鈴蘭台店・ラディッシュ企画編集室でイベントの開催、ラディッシュ新聞の発行をさせていただいています。今一番熱中しているのは、吹奏楽部でトロンボーンを演奏する娘とサッカーやスポーツで頑張る息子の応援。そして愛犬「ミク」のアレルギーの克服に奮闘中です。
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