四季折々に咲く草花を描き、コメントを添える「のはらからのたより」～心あたたまるメッセージをあなたに！
ほたるぶくろ Campanula punctata
キキョウ科 ホタルブクロ属 別名チョウチンバナ、トッカンバナ 花期5月～7月
いつか石峯寺へ行く道の両側にホタルブクロがいっぱいあって、どの花もみな頭を下げて「いらっしゃい」といってるようでした。梅雨時に目立つ白い花を見ると心が明るくなる。
高さ40～80㎝ 多年草。白または淡紅色の花。がく片に特徴あり。がく裂片の間の付属体が強くそりかえっている。
近辺で見るのは白い花が多い。名の由来は
・ちょうちんの古い呼び方、火垂(ほたる)袋による。
・こどもが蛍を入れて遊んだ。
どちらと思いますか？ホタルを入れて見てみたい…！
「夜はナイショの話をそおっと袋の中に入れていきます。朝風が吹くと花は忘れてしまいます」そのような詩を以前、よんだことがある。
2012.６.25 山田町中（万丈谷川沿い）
蛍が忍び込み、暗闇の中で輝く幻想的なこの花を見てみたいですね…。
作者 浜口のぞみさん 神戸在住
「草花の名前の由来や特質、花や実を食べる鳥や虫のこと…。環境や自然、歴史など、絵を描きながら連鎖的に様々な分野のことがわかってくるところが面白いです」。『のはらからのたより』と題する手描きの植物画は2000年から20年間(株)トムコが発行する情報紙に連載されました。
《浜口さんの植物観察写真》2021年６月 神戸市北区にて撮影
上2枚：オカトラノオ
下左：栗の花 下右：ハンゲショウ
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