爽やかな季節ですね。ゴールデンウィークにどんな野菜の苗を植えようかと考えているラディッシュ企画編集室のタジマです。
我が家の小さな庭にあるアカシアの木が、屋根までのびて大変なことになってしまいました。そこで思い切って伐採したところ思わぬ効果が、、、。
私の失敗談をもとに、これから庭づくりをされる方、庭木が大きくなりすぎて困っている方の参考になればと思います。
目次
- 木に支配された小さな庭
- 思い切って伐採
- その後の庭の様子
- まとめ
木に支配された小さな庭
家を新築した時、小さいながらも庭ができたのが嬉しくて主人とレンガで道をつくったり植栽を楽しんだりしていました。植えたのは、アカシア、シマトネリコ、南天、アオキ、フェイジョア、アジサイ、コデマリ、ブラシの木などなど。はじめは熱心に育てていましたが、次第に放置してしまい10年以上が経過。
私の身長より低かったアカシアとシマトネリコは屋根まで届くほど成長し、2階の窓を開けると枝が部屋に飛び込んでくる始末。毎年自分達で剪定していたものの、もう限界でした。そしてアカシアの一番の問題は、春になるとお隣さんの車の上に黄色い花が雪のように積もること。幸い植物が大好きな人なので全く嫌な顔をされませんでしたが、毎日のように車を水で流しているのを見て申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
思い切って伐採
悩んだ末、アカシアを伐採をすることに。黄色の可愛い花とワサワサとした樹形が好きで、春はウグイスが枝にとまってさえずり初夏にはヒヨドリのつがいが巣を作るなど野鳥が気軽に遊びに来てくれるのも喜びでした。その楽しみがなくなるのは残念で、何より1つの命を絶ってしまうのが辛くとても悩みましたが、これ以上近隣の方々にご迷惑をかけないためにも決意しました。
職人さん2人が丸1日かけての大変な作業の末、伐採完了。なくなった後にぽっかり空いた穴がとても寂しかったです。
シマトネリコはスッキリと剪定してもらいました。
その後の庭の様子
後日、地面にはアカシアの根っこがいろいろなところまでのびているのを発見。家の近くまで根を張っていたのを見て生命力を感じました。半年以上経った今、庭に少しずつ変化が。
アカシアの隣でこれまで全く成長していなかったアオキが伸びはじめ、フェイジョアが初めて結実しました。今までギュウギュウ詰めで元気のなかった庭木たちがのびのびとして見えます。
フェイジョアの様子はコチラをご覧ください
まとめ
気軽に植えた木がこんなに大きくなるとは、、、。木を選ぶ時は、落葉しないものをとそればかり考え、まさか花が落ちて隣家に迷惑をかけるとは思っていませんでした。広い庭ならそんな心配は必要ないと思いますが、我が家のように小さな庭の場合、どの位の大きさになるか、葉っぱだけでなく花はどの程度落ちるのか注意が必要でした。
ちなみに真っ赤なブラシの木が駐車場にあるのですが、こちらも常緑ですが花がすごく落ちるので愛車が花びらで覆われて大変です。でも花は個性的でとってもきれいですよ!これから植栽を考えておられる方の参考になれば幸いです。今後は庭木を傷めないよう大切にしようと思っています。
田嶋 直子
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