こんにちは、ラディッシュ企画編集室のタジマです。我が家には10坪ほどの小さな庭があるのですが、緑豊かな庭を目指しいろいろな木を植栽しました。その結果失敗したことも数知れず…。たくさんの樹木の中で一体何を選べばいいのか本当に迷いますよね。小さい庭ならなおさらです。そこで手がかからず大きくなりすぎない庭木をお探しの方におススメしたいフェイジョアについてお伝えします。
目次
- 手間のかからない常緑低木
- 果実も美味しい
- まとめ
手間のかからない常緑低木
5月下旬頃から赤い花弁に白い花びらのとても可愛い花が咲くフェイジョア。乾燥や病害虫にも強いから育てるのがとても簡単なので庭木や生け垣に最適です。しかも−10度までの耐寒があるので、神戸のシベリアと言われている北区のさむ~い冬にも余裕で耐えてくれる頼もしい樹木なんです。花が咲くと庭が南国の雰囲気に包まれます。
果実も美味しい
別名、パイナップルグゥバと呼ばれるフェイジョアの実は甘酸っぱくとても美味しいんです。自然に落ちたものが完熟していて食べごろ。ただ、落ちたものは地面に当たったところが傷になる場合があるのでせっかくの実が台無しになることも。頃合いを見計らって取ろうと思うのですが「もう少し大きくなるまで」と、つい欲を出し落ちてしまうこともしばしば。実がなる10月頃から木の下に何かを敷いておくのがいいのかもしれませんね(^^)
まとめ
庭にいろいろな植栽をしてしまったのが仇になり、大きな木に負けてこれまで全く実がならなかったフェイジョア。思い切って木を間引いたところ初めて結実し、とても嬉しかったです。ズボラな性格で肥料などもマメにあげていないので果実は一口サイズと小さいですが、キウイのような柔らかいゼリー質のところが甘酸っぱくて美味しいです。
10年以上たった今も樹高は2mほど。剪定しすぎると翌年の開花と結実量が悪くなるので気をつけてくださいね。我が家のフェイジョアは1本でも実のなる自家結実性のものでしたが、2本以上違う品種を植えないと結実しないものもあるようです。
フェイジョアの一般的な概要
一般的な樹高は3mほど。結実するまで3~5年ほどかかる場合もあるそうです。花が咲いたら綿棒などで人工授粉すると実付きがよくなり大きくて美味しい実が食べられるとか。植え付けは2~3月。開花は5~7月。水は土が乾いたらあげる程度でOKです。寒さ、剪定、害虫にも強く手間いらず。しかも常緑低木なので扱いやすい庭木です。
これから植栽を考えておられる方の参考になれば嬉しいです。30種類以上の品種があるので、興味を持っていただけたらお近くの植木屋さんに聞いてみてくださいね。
田嶋 直子
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