ギラギラ照りつける太陽のシーズン到来!日焼けなんてへっちゃらで、キャンプ場のお姉さんをしていた時代もあったなぁと遠い目をするラディッシュ企画編集室のオハラです(  ̄- ̄)
今の私は、ひたすら日陰のオンナ…。日傘・アームカバー・日焼け止めクリームが夏の必須アイテムです。
日傘といえば、今、大人女子の間では、手持ちの着物で手作りするのがブーム!先日トムコ西鈴蘭台店でも講習会を開きました。
今回は “ 着物で作る日傘の講習会 ” の報告をしますね。
目次
- 講師 香賀登由子 (かがとよしこ) さん
- 思い出の着物を持参
- 作り方
- 世界でひとつの日傘が完成!
- まとめ
講師 香賀登由子(かがとよしこ)さん
『日本の宝である着物の可能性を、もっと広げたい』と、”着物リメイク工房 香賀登(かがと)” を立ち上げ、活動している香賀登由子さんを講師にお招きしました。
こちらの工房では、タンスに眠っている着物を、洋服や小物に生まれ変わらせる教室を開いたり、オーダーを受けたりされています。
思い出の着物を持参
参加者は4名。ご自分のお気に入りだった着物や、お母様の思い出の着物などをそれぞれに持ってきてもらいました。
まずは、ほどくところから。
着物は、直線裁ち・直線縫いで仕立てられていて、ほどくと布の状態に戻るので、リメイクの素材として最適なのだそう。
作り方
ほどいた着物を、型紙に合わせて裁断していきます。生地の柄をどう生かしていくかがセンスの見せ所!
はさみではなく布用ルーラーを使うので、誰でも綺麗に裁断できます。
皆さん真剣な顔つきで手を進めながら、ウキウキと楽しそう♪
それぞれのパーツが出来上がりました。
2回に分けての講習で、前半はここまで。裁断された布を先生が持ち帰り、次までに、縫製や細かい部分の処理を済ませて来て下さいます。
後半は、出来上がってきたパーツを骨組みに取り付けたり傘を閉じるひもやボタンを縫いつけたり。難しそうな部分は、先生がフォローしてくださるので安心です。
傘の形に出来上がったら、たっぷりUVスプレーをふりかけて完成~!
傘とお揃いの鞄をオーダーした方もいらっしゃいましたよ。
世界でひとつの日傘が完成!
思い入れのある着物が、それぞれ美しい日傘に生まれ変わりました。
姉妹でご参加くださっていた方の傘は、どちらもお母様の思い出の着物。鞄もお揃いでお洒落ですね~!
素敵な傘をさして、皆さんどこにお出掛けするのかな~?
まとめ
日本中のタンスには、着ないけど捨てられない…という着物がいったいどれだけ眠っているのでしょう?
かくいう我が家のタンスにも、しつけ糸がついたままの着物が何枚かあります…。今のライフスタイルに合わせた物に蘇らせて気軽に使えば、着物も、そして嫁入り道具を揃えてくれた両親も喜んでくれるだろうなぁなんて思った講習会でした。
小原 由美
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